概要
ダイキャストを使用したZ合金や玩具の銃、電子ゲーム等を販売。
また、キャラクタービジネス系統も非常に手広く行っており、「マスコミ玩具のタカトク」と評価されており、バンダイ関係者も「先発はタカトク」と証言している。
『赤胴鈴之助』『鉄腕アトム』『ウルトラマン』『サンダーバード』の玩具も手掛け、『仮面ライダー』の変身ベルトはバンダイよりも先に発売している。
また、タイムボカンシリーズ各種の玩具や、超時空シリーズ、J9シリーズ各種の玩具も発売している。特に歴史に残る傑作玩具として名高い『超時空要塞マクロス』のVF-1バルキリーなど当時としてもかなりの完成度の高い変形玩具を販売し、キャラクター玩具3位の実績がありながらも作品人気や玩具売り上げの不振が災いし、1984年に倒産した。
倒産後、一部金型はバンダイに流れ、トランスフォーマーシリーズに流用された事があったほか、VF-1バルキリーは近年にいたるまでパッケージの体裁を変え数度再版されている(近年の再版分の、金型自体は金属疲労が原因で再製造されているが、設計はタカトク由来そのまま)など高い技術がうかがえた。また、玩具販売に至らなかった超攻速ガルビオンの金型はチープトイメーカーに流出し、後述するビークラフトがチープトイ開発に携わっている。
なお、倒産時課長だったスタッフ主導で設立されたビークラフトはバンダイのみならず多くの玩具会社の設計等で名を馳せている。