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概要編集

国際映画社が制作したロボットアニメ作品。1984年2月から6月までテレビ朝日系列局(ただし朝日放送山口放送除く)および独立局約3局、さらには南海放送日本テレビ系列局)とテレビ熊本フジテレビ系列局)で放送された。当初は22話以降の展開の予定があったがスポンサーのタカトクトイスの倒産により第22話で放送が取り止めとなった。その後もOVAもしくは劇場映画で22話以降の展開を続投するはずであったが、番組終了の翌年、制作会社の国際映画社が倒産してしまったためその企画は立ち消えとなった。

一応結末は公開されており、異星人の遺産やシグマバリヤーに関わる事件などが展開される予定であった(後述)。その結末を見たいためにスパロボへの参戦を望んでいるファンも多いが、現時点では実現されてしない。


ストーリー編集

西暦2099年、地球は異星人メタルロードのもたらした技術により大きな発展を遂げたが、同時に戦争も引き起こしてしまった。

地球人の野蛮さを恐れた異星人は、地球全体をシグマバリヤーで覆って地球人を地球に封じ込めてしまった。

このバリヤーのために飛行を制限された地球で、飛行機の代わりに発展したのが、地球全土を網羅した高速道路と自動車社会だった。

受刑者だった無宇(ムウ)と麻矢(マヤ)は、恩赦を条件にレイ・緑山の率いる私設警察チーム「サーカス」の新鋭マシン「サーカスI・ガルビオン」を駆って、世界征服を企む秘密組織シャドウと戦う。


登場キャラクター編集


主題歌編集

オープニングテーマ

『ロンリー・チェイサー』

作詞:亜蘭知子、作曲:山本正之、編曲:中島正雄、歌:田中利由子


エンディングテーマ

『メモリー・ララバイ』

作詞:亜蘭知子、作曲:山本正之、編曲:中島正雄、歌:田中利由子


挿入歌

『BE A HERO』

作詞:LINDA HENNRICK、作曲:奥慶一、編曲:奥慶一、歌:山際祥子

『ALONE』

作詞:ありそのみ、作曲:奥慶一、編曲:奥慶一、歌:山際祥子


各話リスト編集

話数サブタイトル
第1話謎の大組織 シャドウ
第2話グランプリ大爆殺
第3話超エンジン大奪還
第4話大爆走ゲーム
第5話死のニトロ大輸送
第6話大暗殺・武器を捜せ
第7話ブル警官大追跡
第8話レイ緑山大暗殺指令
第9話大噴出! 毒死鉱山
第10話大いなる別れ
第11話大実験! 野望の兵器
第12話戦慄! 人間狩り
第13話大登場! 超秘密兵器
第14話恋の戦場大ラリー
第15話大電殺! 百万Vの罠
第16話地獄軍団・大襲来!
第17話ブル警官・大恋愛
第18話大都会にブルースを…
第19話基地爆破! 小犬大活躍
第20話霧の人工島・大海戦
第21話歩くんだ! ロロン
第22話アマゾネス戦士の恋
第23話サーカス対大戦車軍団(未放送)
第24話金貸しオーズ、大赤字(未放送)
第25話消えた村の大秘密(未放送)
第26話13番目の男(未放送)

幻の第22話以降編集

未放映エピソードと重複するが、23話以降は以下の展開を予定していた。

  • シャドウの幹部が次々と謀殺される中、ジェネラルKはヘンリーの為業と見抜くも逆に返り討ちに遭い、ヘンリーはシャドウを掌握する。(第23~27話)
  • ヘンリーはシティを掌握し、シティを要塞化。そしてレイ緑山を捕らえる。一方のサーカスは指名手配犯としてシティを追われ、シャドウの追跡をかわしつつ逃亡生活とゲリラ活動を行い、その中シティポリスもサーカスに加わり、逃亡しつつシグマバリア制御装置を探し世界中を逃走する。(第27話以降~最終クール)
  • サーカス一行はミチコの故郷に辿り着き、実はそこがシグマバリア制御装置を持つ宇宙船が隠されていた。そしてシャドウの襲撃を受けるも善戦空しく宇宙船はシャドウに奪われてしまう。(最終クールの最終回直前の展開)
  • 処が、その宇宙船が突如航行不可能になりシティへ墜落。それを期にサーカス一行が逆襲し、シャドウを壊滅させる。(最終回)
  • 数年後、人類は再び空を取り戻し、無宇、麻矢、ブルースがそれぞれ伴侶と挙式を挙げる中、それを半身不随となった車椅子のヘンリーと共にレイが見守り、2人は田園の中へと歩んでいく。(最終回エピローグ)

なお、第27話からOP&EDも曲が変わる予定でスタッフの間では第27話以降を「ガルビオン・PARTⅡ」と呼んでいた。


商品化に関して編集

プラモデルイマイアリイエルエスの3社共同で発売。

ロードアタッカーに変形するガルビオンのプラモがイマイから、その他を3社が発売している。

玩具に関してはタカトクトイスが企画開発していたが、倒産によって発売されず。それらは金型が流出してMARK、JAM、HEROという会社からチープトイとして発売されている記録がある。このチープトイの開発にはタカトクトイスの関係者が設立したビークラフトが関与している。

正式にガルビオンとして発売された玩具はバンダイ子会社のメガハウスから2014年に発売されている。完全変形だがプロポーションン重視パーツも付属している。バーストゼクターも発売予定だったが実現していない。その際に合体機能も盛り込む予定だったという。

2023年11月には差し替え変形で3形態を再現したガルビオンのプラモデルがグッドスマイルカンパニーから発売された。


国際映画社倒産した為、長らく幻の作品となっていたが、2013年バンダイビジュアルからDVD-BOXとBlu-rayBOXがそれぞれ発売されたが、本編全22話のみの収録で音声なしの23〜26話は未収録である。また、完全受注限定生産品で出回っている数が少ないのかBlu-rayの方は中古相場が高騰気味である。

2023年11月時点ではアマゾンプライムで視聴可能であるが、こちらも22話まで配信である。


関連タグ編集

たがみよしひさ・・・漫画家。キャラクターデザイン担当。

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