「受け取れ。もっとも、今の我に大した報酬があるはずもないがな」
「―――いいえ、充分な報酬です。ありがとう、セミラミス。君に会えて、良かった」
概要
『Fate/Apocrypha』に登場する天草四郎時貞とセミラミスのカップリング。
Fateシリーズ初となるサーヴァント同士の公式カップルでもある。
互いにサーヴァントでありながら、「主従」という関係であり、シロウに対する感情は、色仕掛けにも権力への誘惑にも全く動じず、自分の人生観では計り知れない彼の生き方と願いに興味を持った事が切っ掛けで、当初は彼が狂った理想を叶えるのも、志半ばで倒れ絶望するのも愉しめると利害の一致による同盟関係に近かった。
だが、シロウと接していくうちに彼女も変わり始め、シロウの不興を買ってでも彼を守ると言う意志を見せ、無意識に彼の身を案じるようになり、女帝として君臨する事を望んでいながらも、たった1人の男から目を離せなくなっていく。
ちなみにだがシロウに恋心を抱いている事を赤のサーヴァントのほぼ全員に見破られており、それを指摘される度に慌てふためいている。その様子は完全にツンデレ。
東出氏によれば、シロウとの関係は「おしどり夫婦」。
また「自分のことを振り返りもしない彼が好き」「真っ直ぐ進む人間とその背中を見ている人間」と表現するなど、確かな絆や信頼がありつつも一方的でもある関係性とも例えている。