概要
イタリア系アメリカ人の俳優。背は低いが鍛え抜かれた肉体を誇る。
長い下積み時代を経て、自作の脚本を映画会社に持ち込んで主演した『ロッキー』がヒットし、遅咲きながら一躍ハリウッドの人気者の仲間入りを果たす。
還暦前後になってロッキー・ザ・ファイナルで現役ボクサー(しかも王者経験者)のパンチを本気で貰う凄いジジィ。
逸話
交友関係
シュワちゃん とはライバル兼親友。エクスペンダブルズシリーズでは夢の共演を果たし、『2』では共に激しいアクションシーンをこなしてファンを魅了した。最新作である大脱出では本格的に共演する。
また、シュワちゃんが肩の手術をするためにある病院に入院したところ、そこに偶然スタローンも入院していたというエピソードもある(シュワちゃんが手術を終えてオペ室から出てきたところ、それと入れ替わりでスタローンが同じ手術室に担ぎ込まれてきたらしい)。
有名な俳優に演劇、映画のエピソードを聞く「アクターズ・スタジオ・インタビュー」に出演した際、お約束の「あなたの著名な決め台詞をお願いします」においては、そんなわけで滑舌悪く発音しなければならないと言いつつ「エイドリアーン」を絶叫した。
彼は熱心な共和党員であり、政治に関する発言も多く、映画『ロッキー』の舞台となったフィラデルフィアの市長選に出馬を検討したこともあったという。そして、実はドナルド・トランプ大統領とは古くからの友人であり、一時は彼のホワイトハウス入りが噂されたことがあった。
日本の漫画において
北斗の拳の主人公ケンシロウの、中盤以降のイメージモデルであることも有名である。(※初期のモデルはブルース・リー)
主な吹替声優
ささきいさお
現在の専属吹き替え声優で、スタローン本人と声質がそっくり。初めて吹き替えを務める際は、酒を飲んで3日くらい騒いで独特の声を創り上げたという逸話がある。ランボーシリーズではこの人の吹き替えが有名。
羽佐間道夫
かつてスタローンの吹き替えと言えば彼の名前が挙げられていた。ロッキー役に関してはこの人しか考えられないとの声が多く、バラエティ番組への出演時にはロッキー本編における台詞を度々披露しているほか、シリーズ6作はもちろん、ささきが専属声優となった後に発表されたスピンオフ作品『クリード チャンプを継ぐ男』でも担当した。
彼もささき同様、ロッキーシリーズの吹き替えの際、海に向かって大声で浄瑠璃を語り、その独特の声を創り上げた逸話がある。
玄田哲章
現在ではライバルのシュワちゃんの専属声優となったためスタローンの吹き替えを降板しているが、当初はフィックスとして有名なシュワちゃんより、彼の吹替の方が多かった。
スタローンの体格面で考えると彼の方が一番似合っているというファンの声も多く聞かれる。
備考
三者ともスタローンの声質が独特な声だったため、演じるのに苦労したと語っている。
他にも大塚明夫や楠大典、青野武、銀河万丈、渡辺謙、安原義人が吹き替えを担当した作品もある。
その他
元プロ野球選手であるマイク・ディアズはスタローンと同じくマッチョな体に風貌が似てたためニックネームが「ランボー」であった。
主な代表作
関連イラスト
関連タグ
ロッキー(ロッキー(映画)) ランボー エクスペンダブルズ 兄貴
表記揺れ - スタローン シルベスター・スタローン シルベスタ・スタローン