「ビビ様 私は… あなた方ネフェルタリ家に仕えられた事を 心より 誇らしく思います」
概要
CV:野島健児
アラバスタ王国護衛隊副官。トリトリの実モデル隼の能力者で、その能力から『ハヤブサのペル』と呼ばれ、「アラバスタ最強の戦士」として知られる。
「守るために強くあろうとする」武人でもあり、ネフェルタリ・ビビから幼少の頃より慕われていた。
来歴
幼少の頃のビビがペルの入隊記念日を祝うために花火を作ろうとして火薬庫で事故から軽いけがを負った際、彼女の身を案じてあえて手をあげてまで叱咤するなど、立派な人格者。
帰還した王女ビビを守るためバロックワークスNo.2のミス・オールサンデー相手に戦いを挑むも、能力による関節技を扱う彼女との相性の悪さもあって敗北した。
その後、オールサンデーを追いかけたところ、砂漠にてバロックワークス社長サー・クロコダイルに負け瀕死の重傷を負っていたルフィを発見し保護、ルフィの命を救った。かくしてルフィを救い出したペルは、クロコダイルにより王宮から突き落とされたビビを救い出し、アラバスタの反乱を止めクロコダイルを倒そうとする麦わらの一味と共闘する。
そしてアラバスタ編終盤、クロコダイルの指示によりしかけられた巨大爆弾の爆発から王国を守るために自ら爆弾を抱え空に飛び上がりアラバスタ上空で爆発に巻き込まれた。
誰もが彼の死を悲しんだ…のだが、実は胸に大怪我を負いながらもなんとか生存、その後王宮に帰還した様子。
2年後は世界会議に向けて色々と準備をしている。
能力
名前 | トリトリの実モデル隼(ファルコン) |
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解説 | 体を隼に変化させる |
種類 | ゾオン(動物)系 |
隼に変身し、自由に空を飛び回れる「隼人間」。
世界でも僅か5つしか確認されていない飛行能力を持つ悪魔の実の能力者。隼らしい目にも留まらぬ猛スピードでの飛行が可能であり、その飛翔速度は秒速500m以上(マッハ1.47!!)に及ぶ(※1)。パワーにも優れ、一人か二人なら人間を乗せながら飛行する事もできる。さらに遥か上空からでも地上の様子を確認できる驚異の視力を持ち、戦闘から偵察まで幅広く活躍できる。
獣人型では腕が隼の足のように変化し、その鋭い爪を武器として振るう事も可能。また、剣やガトリングガンなどの武器の扱いにも長けており、空を飛びながらそれらの武器を駆使し、瞬く間に敵を殲滅する。アラバスタ王国最強の戦士という肩書は伊達ではない。
ちなみにアラバスタではハヤブサはジャッカルと共に王家の敵を打ち滅ぼす守護神として崇められる存在である。
※1 残り5秒で爆発する超大型の1t以上ありそうな爆弾を抱えた上で、2.5㎞上空まで運んでいる描写から。
技
飛爪(とびづめ)
風の如く素早く敵の合間を縫うように飛び、すれ違った者を鋭い爪で刈り取る。
人気について
本来味方の副官キャラというのは、脇役としてその編が終われば忘れ去られるか、印象が薄れてしまうものである。しかしペルの場合、精悍な顔立ち、珍しい飛行能力を持った能力者、短期間とはいえ麦わらの一味と協力する、爆弾を抱えて飛び上がり自己犠牲で国を守った等、作中でインパクトを読者に残しているため、現在でもペルのファンは多い。
また、爆弾を抱えて国を守った後、読者はおろか作中の人物達もその死亡を疑わなかった(お墓まで作られた)にも係わらず生還している事から、“不殺主義のONEPIECE”を語る上でよくネタにされるキャラでもある。