主に新潟県の新潟市周辺地域と佐渡島に路線網を有するバス事業者。かつては電車線(白山前駅~燕駅間)も営業していた。
路線バス
新潟市を中心として、新潟県下越・佐渡地方に路線網を持つ。
ICカード
2011年(平成23年)4月24日から新潟市中心部の一部の路線では、ICカード乗車券である「りゅーと」を利用することが可能となっている。
2013年春から、りゅーとのサービスエリア内でSuicaのサービスを開始する予定である。また、同時期に、PASMOやICOCAなど全国10種類のICカードも利用可能になるとしている。
詳細は→を参照。新潟交通バスICカード「りゅーと」(外部サイト)
車両
一般路線用車両は三菱ふそう、いすゞ自動車、UDトラックスが中心で日野自動車製は少数派。これは三菱、いすゞ、UDの各社が新潟交通の株主であるのに対し、日野は株主ではないから。大手メーカーが株式を保有している関係からか地方のバス会社の中では新車導入率が高い。
かつては新潟県に本社を置く北村製作所製の車体をいすゞ自動車キュービックのシャーシに架装した車両が多数在籍していた。この車両は北村の車体で唯一のスケルトン構造であり、100台が運用された。他に導入したのは頸城自動車の1台と日本赤十字社新潟県支部の献血車として数台のみで、その外観からなまずという愛称で親しまれた。
しかし老朽化により廃車解体となったり、解体は免れたもののグループ子会社に移籍してから廃車解体されたりしたことで次第に数を減らし、最後まで残った新潟交通観光バスの潟東営業所所属のG904-Iも2011年4月末で定期運用を離脱。同年秋から冬にかけての貸切運行やツアーに使用された後、12月の車検満了を以って廃車された。なおG904-Iは新潟生まれ新潟育ちという希少性を評価され、新潟市が新潟交通より譲渡を受け静態保存している。
鉄道事業
白山前駅と燕駅までを結んでいた。白山前駅から東関屋駅の手前までは併用軌道だったが、1999年の全線廃線より一足早く1992年に廃止。翌1993年には月潟-燕間も廃止。これにより他の鉄道路線と一切接続しない孤立路線となり、1999年4月に廃止された。