比較的近年までバスの車体を製造するコーチビルダーとしてその名が知られており、特に新潟交通だけにまとまった数が導入されたいすゞキュービック(P-LV314Q)のシャーシに北村製作所の車体を装架した車両はなまずの愛称で呼ばれた。(他に導入したのは頸城自動車の1台と日本赤十字社新潟県支部の数台のみ)
なおバス車体製造は当初はメーカーを問わずに架装を行っていたが、コーチビルダーの系列化が進んだ後はいすゞだけになっていき、1988年度を最後に大型・中型バスボディの製造から撤退、小型車のボディの製造のみ継続していたが、1995年にいすゞへ事業譲渡してコーチビルダーから完全撤退した。
なお1960年代には中小コーチビルダーが数多く淘汰されたが、北村製作所は神奈川中央交通と新潟交通という大きな顧客を抱えていたことから生き残ることができた。