結城丈二とは仮面ライダーV3の登場人物の一人である。
概要
演・山口暁(後に豪久)
デストロンの優秀な科学者であったが、その存在が自分の地位を脅かすと危惧したヨロイ元帥により、裏切り者の冤罪を受け、右腕を溶かされてしまう。
部下である研究員達の手により、脱出後、彼らの手術により、高性能の義手と仮面を身につけ、デストロンの天敵たる「仮面ライダー」を模したライダーマンとなる。
当初は、ヨロイ元帥に対しての復讐心で戦っていたが、仮面ライダーV3・風見志郎の説得とその生き様に感化され、人間の自由を守る為戦う事を決意する。
また、ヨロイ元帥への憎しみは持つものの、デストロン自体は正義の組織と信じていた事もあって、V3とデストロン首領が対峙した時は、思わず首領を庇ってしまう事もあった。
その後、V3と共にライダーマンとしてデストロンと戦っていたが、東京を狙うプルトンロケットを破壊する為、自らロケットに侵入し、大空に散っていった。
「ライダーマン、結城丈二の最後を見よ!!」
彼の活躍にV3は“仮面ライダー4号”の称号を与え、盟友の死を悼んだ。
しかし、後に奇跡的に生存していた事が発覚し、仮面ライダーX以降のシリーズにおいてV3と共に後輩達のピンチに駆けつけている。
(生存の理由については、1号・2号に救出された等の諸説あるが明確な説は無い。)
また、ライダーが集合する作品等では多くの主役ライダーと共にライダー4号として、ライダーの一人としてカウントされる事が多い。
ディケイド版
大ショッカーの科学者の一人であり、過去に大ショッカーの首領であった門矢士によって、右腕を奪われている。
その後は、大ショッカーと門矢士への復讐の為に行動していたが、首領の座を奪われ、仲間や家族を失い、死に場所を求める士に対し「命ある限り戦う、それが仮面ライダーだろう。」と奮起を促している。
一応、最終決戦に駆けつけたライダーマンと彼とは別人だが、雑誌媒体ではハッキリとライダーマン=結城丈二と紹介されている。
余談だが脚本段階では変身して戦うシーンも考えられていたが、スーツの製作が間に合わなかったと言う逸話がある。なお、漫画版ではちゃんと変身シーンを見せている。
演・GACKT
容姿
黒髪で首の辺りではねっ毛気味の短髪である。服装はスーツ、またはコート姿。