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フタバスズキリュウの編集履歴

2018-03-08 10:03:12 バージョン

フタバスズキリュウ

ふたばすずきりゅう

フタバスズキリュウ(双葉鈴木竜)とは、中生代に生息していた首長竜の一種である。

概要

日本国内で初めて発見された首長竜。8000万年ほど前、白亜紀後期に生息していたらしい。

2000年にフクイラプトルメガロサウルスの仲間)が新種確定されるまで、日本の中生代爬虫類の代表格として知られており、「ドラえもん」映画第1作「のび太の恐竜」に登場したピー助の種類がこれ。

全長は7mで、エラスモサウルスの近縁種とされている。


1968年10月に福島県いわき市で、当時高校生だった鈴木直氏により発見され、出土地である「双葉層群」の「双葉」と発見者の姓「鈴木」からこの名がつけられた。

この標本はおびただしいほどのの牙と同時に採掘されており、鮫の大群に食い殺されたか、死体に鮫がむらがったかのどちらからしい。

長い間この種について研究が続けられていたが、発見から37年半も経った2006年5月に新属新種であったことが判明し、“Futabasaurus suzukii”(フタバサウルス:双葉のトカゲ)という学名が定義された。

現在では国立科学博物館(科博)の日本館3階に化石が展示されている。


ちなみに発見者の鈴木氏は、現在いわき市アンモナイトセンターで主任研究員を勤められている。


余談

(あくまで日本国内において)知名度が非常に高いため、『古代王者恐竜キング』など、日本で制作された恐竜モノには高確率で登場している。

獣電戦隊キョウリュウジャー』にはフタバサウルスをモデルとした獣電竜フタバインが登場する。


関連項目

古生物 絶滅動物

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