宇迦之御魂神や倉稲魂尊などと書かれる。お稲荷様や御食津神の一人
読みは稀にサテトウコンシン(倉稲魂神)とも読まれる。
解説
古事記ではスサノオの子、日本書紀ではイザナギ、イザナミの子とされる。
性別は明らかではないが伏見稲荷大社では女神様としているようだ。
狐を神使としているせいか彼女自身にも狐のイメージが付いているようだ。
バリエーション
彼女が元になったのか定かではないが宇賀神(ウガジン)という神様がいる。
ウカノミタマのウカは宇賀とも書かれ、
宇賀魂命(ウガタマノミコト)とも呼ばれるため関連はありそうだ。
蛇は豊穣と結び付けられることもあるので宇賀神も同じく穀物や豊穣の神であると思われる。
基本人面蛇体(顔だけ人間)でとぐろを巻いており…というか完全なとぐろである。
顔は男だったり女だったりと様々である。
単体でも見かけるが、
ちなみにその合体形態は宇賀弁財天あるいは宇賀神王(ウガジンノウ)と呼ばれ、
豊穣と財徳が両方そなわり最強に見える。(?)