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概要

ウカノミタマは稲荷神社などで祀られる食物の神様、稲荷神

宇迦之御魂神や倉稲魂尊などと書かれる。お稲荷様御食津神の一人で、伏見稲荷大社の主祭神。読みは稀にサテトウコンシン(倉稲魂神)とも読まれる。


解説

古事記ではスサノオの子、日本書紀ではイザナギイザナミの子とされる。古事記や日本書紀では性別は明らかではないが、延喜式祝詞の記述などから女神と考えられる。

「ウカ」とは『ウケ=食べ物』のことで「ミタマ」は『御魂』を指す、つまり「食べ物に宿る霊的な力を司る神様」という穀霊神としての性格を前面に押し出した名を持っている。

そのため、もっぱら豊穣神や田畑の守り神として信仰されている。


また後世になると商売繁盛、家門繁栄、防災など、幅広い神徳を持つようになり、諸方面で三面六臂の大活躍をなさる神様ともなった。

神使としているせいか、彼女自身にも狐のイメージが付いているが、狐の姿をした神様というわけではない。


日本最大規模の祭神

お稲荷さん』の別名で親しまれ、全国規模で祀られている。

ウカノミタマを祀る稲荷神社の総数は主催神としてが2970社、道端や田畑で穀霊神として祀られているを合わせると3万2000社以上、さらに全国の個人信仰としての稲荷社の祠堂を含めばもはや数えられないほどのお稲荷さんが祀られているのである。


これは日本がを主食とし、また崇敬する文化を持つ民族であるためであり、その貴重な稲の実りを約束してくれるウカノミタマは農民に愛される神様としての性格を備えた、まさに日本人にうってつけの神様だったといえよう。


バリエーション

彼女が元になったのか定かではないが宇賀神という神様がいる。

ウカノミタマのウカは宇賀とも書かれ、宇賀魂命(ウガタマノミコト)とも呼ばれるため関連はありそうだ。蛇は豊穣と結び付けられることもあるので、宇賀神も同じく穀物や豊穣の神であると思われる。

基本、人面蛇体(顔だけ人間)でとぐろを巻いており…というか完全なとぐろである。顔は男だったり女だったりと様々である。単体でも見かけるが、稀によく弁財天像の頭にパイルダーオンしていることがある。

ちなみにその合体形態は宇賀弁財天あるいは宇賀神王と呼ばれ、豊穣と財徳が両方そなわり最強に見える。(?)


関連

日本神話 国津神 女神

人外  お稲荷様

 蛇体 悪魔合体


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