ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

目次 [非表示]

概要編集

ハバキの音が「脛巾(脚絆のようなもの)」に通じる点から、足腰の神様、旅の神様とされている他、足腰→下半身の連想ゲームでご立派様の神であり、性病等にも霊験あらたかであるとされている。

一方、ハバキの「ハバ」は「羽々(はば)=ヘビ」にも通じるため、記紀神話以前の土着の白蛇および水神信仰と関わりが深く、一部では「ミシャグジタケミナカタと同一である」と見なす説や、白蛇そのものであったとする説もある。道祖神としても有名なミシャグジはイチモツを模した石棒を御神体とし、豊穣を願って祀られた経緯があるため、ご立派様の神説もあながち的外れとは言い切れない。

このようにもっともらしい説はいくつも存在するが、詳しい由来についてわかっている事実は殆ど無く、その正体は一切が謎に包まれている


ついでだが、名前が似た神様にの神様・ヤノハハキがいる。


フィクションにて編集

現在では1999年の調査で偽書、つまりニセモノの歴史書と結論された「東日流外三郡誌」にて、

『実はアラハバキは古来縄文時代に広く信仰された神であり、その時代の土器として発掘される遮光器土偶はアラハバキを模したものである』

と謳われたため、過去にこの説明に影響を受けた創作界隈では遮光器土偶をイメージソースにアラハバキを描く事が多い。

例:遊戯王女神転生シリーズ

フィクションにおいては「日本東北地方で信仰されていた古代の神」という扱いが多いが、「平安時代初期に日本の朝廷が東北地方を支配下においた際の戦争で、朝廷側の兵士だった他の地域の出身者が東北地方に持ち込んだ信仰」とする学説も有る。


双界儀のアラハバキ編集

スクウェアPS用として発売した伝奇RPGで、主人公の真武居 直柔(まぶい なおや)が、ゲーム開始すぐに瀕死になったヒロインの御巫 みづほ(みかなぎ)に諸事情により武器を譲った後に新しく持つ武器の名称が荒覇吐である。


女神転生シリーズのアラハバキ編集

現在は遮光器土偶の姿が主流だが、初期は落ち武者のような姿をしていた。種族も魔神邪神とブレているが、現在は国津神でほぼ固定されている。

真・女神転生Ⅲ』では妖鬼モムノフから変化する。

物理属性に対し無効以上の耐性を備える代わりに、魔法スキルに対しては脆弱な場合が多い。


『ペルソナ』シリーズでは3から一貫して『隠者』のペルソナとして登場(起源がよくわかっていないからであろうか)。

意外にも3版は物理耐性がないが(リロードにて斬撃と打撃反射を得た)、4からは従来通りの物理反射キャラが定着、5では敵シャドウとしても登場するのでギリメカラと並ぶ要警戒キャラとなっている。なので、アラハバキを見たら決して銃撃や物理攻撃を仕掛けないことをお勧めする。

Persona4_the_ANIMATION』にも登場した。


関連動画


九龍妖魔學園紀のアラハバキ編集

こちら作品では『古代エジプトの〈アッラー・ヴァーキ〉なる神をルーツとし、その神を崇拝する者達によって日本に伝搬された存在』として扱っている。

本作品のラスボスを務めているが、劇中のアラハバキは『秘宝』(=劇中における超古代テクノロジーの総称)によって改造された人間であり、神そのものな言動も改造の過程で本来の人格を失い、アラハバキとして植え付けられた意識に乗っ取られているに過ぎない。


悪魔城ドラキュラのアラハバキ編集

悪魔城ドラキュラ 白夜の協奏曲』にのみ登場した敵キャラクター。

見た目は常に空中を浮遊しているコンパクトに丸くなった遮光器土偶のような姿をしている。

出現場所はかなり多く、表の悪魔城では『悪魔城宝物庫』『悪魔城最上階』『因果律機械塔』、裏の悪魔城では『大理石の廊下』『空中回廊』『架橋龍水道』『因果律機械塔』とかなり広範囲。


月下の夜想曲』に登場したザコ敵お化け『キュウ』の仕様を受け継いでおり、

攻撃方法は地形を無視して何処までも追跡しながら、体当たり攻撃を繰り返すのみ。

弱点、耐性は無し。HPは20しかない。特に意識しなくても問題なく、簡単に倒せるだろう。

しかし、地形によっては鬱陶しい相手にも成り得るため、本作の魔法攻撃を上手く活用しよう。

十字架』と『疾風の魔導書』を組み合わせた十字架バリアなら、自動的に迎撃できてオススメ。


ドロップアイテムはお金『25G』とアクセサリ『きんのネックレス』。後者は固有ドロップ品。

『きんのネックレス』の防御力は「+3」と特筆すべき性能はない。態々狙う必要もないだろう。

ただし上記の通り、出番が多く大量に出現するため、常にドロップアイテムを狙えると考えれば、この微妙なラインナップにも納得できるかもしれない。それでも図鑑を埋めれば用無しだが。


尚、その名前の所為で某サイトのTAS動画のコメントではアナグラムの対象とされてしまい、『アキハバラ』と呼ばれてしまっている。確かに日本に伝わる神様ではあるけども……。


Fate/GrandOrderのアラハバキ編集

期間限定イベント「ぐだぐだ龍馬危機一髪!」にて、とある英霊が開発した巨大ロボットとして登場。


関連タグ編集

日本神話



決してアキハバラアナグラムではない

関連記事

親記事

国津神 くにつかみ

子記事

兄弟記事

pixivに投稿されたイラスト pixivでイラストを見る

このタグがついたpixivの作品閲覧データ 総閲覧数: 178555

コメント

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました