概要
拳を打ち出し相手を貫く技。その際、気が黄金に輝く龍と化す。
数少ない悟空独自の技だが、その原理や演出等は不明瞭で曖昧な部分が多い。
特徴的な黄金の龍も実際に作りだしているのか、あくまで演出に過ぎないのか定かではない。
単行本(レッドリボン軍編の頃)の巻末コーナーにこの技の原型になりそうな読者投稿のイラストが掲載されていた。
原型となった技
「オラの全てをこの拳に賭ける! つらぬけー!」
幼少期の悟空がピッコロ大魔王との最終決戦時に放った最後の一撃。
右手以外動かせなくなった悟空が真下に気功波を放って飛び上がり、大猿の幻影を纏って拳を突き出しながら突進。
ピッコロ大魔王の体を貫いて戦いに終止符を打った。
一部のゲームシリーズでは「逆かめはめ波」とも「龍拳」とも扱われている。
劇場版での初披露
「俺がやらなきゃ…誰がやる! 龍拳ー!」
劇場版アニメ『ドラゴンボールZ 龍拳爆発!!悟空がやらねば誰がやる』で初披露。
拳を突き出すと同時に爆発が起き、その中から黄金の龍が出現してヒルデガーンの胴体を貫いた。
さらにヒルデガーンの足元から爆炎が広がり全身を包み込んだかと思えば、それが黄金の龍に変化してヒルデガーンの全身に絡みついて締め上げ、次の瞬間には閃光と共にすべてが光の粒となって消え去っているという、冷静に考えると何が何だかよくわからない技。
良くも悪くも絶大なインパクトを残したのは確かである。