概要
全長:40m(PV版):26.5m(THE_ANIMATION)
重量:100t
新幹線超進化研究所東日本司令室が所有するE5系型新幹線変形ロボ・シンカリオンの一体。車掌型ロボット『シャショット』がナビゲーションを勤めるものの、高い適合率と彼を触媒としてインターロック(同調)、相性が良くないと手足が満足に動かせないピーキーな機体である。同組織に所属するE6こまち、E7かがやきと同時期に建造されていたが、適合する運転士が中々見つからず、地下格納庫の隅で待機状態が続いていた。
敵性巨大怪物体レイルローダーから研究所のメインスタッフを救うため、指導長の息子ハヤトが偶発的にシャショットと接触して、高い適合率を検知したのが切っ掛けで乗り込む事となり、以後は実質彼の専用機となる。
パワー、スピードとのバランスを重視し、隼の動きを模した機動力で敵を翻弄、主力武器である『カイサツソード』の刀身を正面に翳し、相手をビーム状の改札機に封じ横一線に切り裂く。必殺技は胸部の連結器を開き、微量の粒子を含んだ凄まじい直線ビームを放つ『グランクロス』。ハヤトとシャショットとの思いが重なりあう程性能が格段に上昇するが、逆に必要以上の適合率が無ければ武器と技は使えず、素手や蹴りによる格闘戦で行うしか対抗する手立てがなく、最悪の状況下では戦闘中に機能停止を起こしてしまう。OP等では背部にウイングスタビライザーが装着され、下半身の新幹線機首に内蔵された脚部スラスターで機動力と移動力をより大きく展開させる事も可能であるものの、マイティクラブ戦でE6とリンク合体した際に連携や適合させる能力度合いが上昇した事により『超カイサツソード』が追加された上でプログレスクリーナー戦で初めて実装された。
オリジナルと同じ外観だが、偽装と移動用の為に乗客用の座席など内装はされておらず、戦闘服へと変化する粒子が充満している(但し、身に付けられるのは最初に操縦席に乗り込んだ一人だけ。上述を含め、これ等はシンカリオンシリーズ共通である)。欠点としては在来線幅の車体ではない為に山形方面へ急行出来ないのと、超進化速度に到達したモードシンカンセンでなければ捕縛フィールド内に突入出来ない事。
北海道支部に所属するシンカリオンH5はやぶさは寒冷局地戦仕様の同型機である。
シンカリオンE5+E7(イーファイブリンクイーセブン)
シンカリオンE5+E6(イーファイブリンクイーシックス)
詳細はリンク先を参照。
玩具版
2015年度の旧型版、そして2017年末に発売された『デラックスシンカリオンシリーズ』(以下DXS版)ともにシリーズ開始当初からラインナップされている。
ナンバリングは旧が『01』DXSが『DXS01』。
いずれの商品にもカイサツソードとウイングが付属しており、中間車両に格納可能。旧玩具ではこれらの武器がグレーで単色成型されていたが(旧型の超連結セットはクリアレッド)、2017年末に発売されたDXS版ではラメの入ったピンクのクリアパーツで成型され、ウイングの基部はE5はやぶさの本体色であるメタリックグリーンで塗装され、見栄えが良くなった。
ちなみに旧型の初期製造分は各部のジョイントが緩く、新幹線モードで遊んでいると腕や脚のロックがひとりでに解除されてしまう不具合があったが、2次生産分ではこれらの欠陥は解消されている。
一方、DXS版はアニメに向けたリニューアルにより、CGと比較しても遜色のないほどにプロポーションが向上。頭部や膝にも可動箇所が追加されポーズを決めやすくなり、第一車両の前連結部がなくなった代わりに胸部の開閉で『グランクロス』のモールドとギミックを完全再現できるようになったが、股関節は不可動のままとなっている。他、リンク合体用のヘッドギアが付属。中間車もヘッドギア収納スペース分延長がなされた。同梱するShincaは別売りのシンカギアのスロットに挿入すれば変形BGMも流れる。
また説明書にない遊び方だがDXS版の中間車は車底部と外装部に武器パーツと同じジョイントが追加されており、場所と方向が制限されるがボディに取り付け追加装甲やウイングのようにして遊ぶ事が可能になっている。
関連タグ
新幹線変形ロボ シンカリオン THE ANIMATION シンカリオン E5系
参考文献
公式ホームページ
シンカリオンアプリ『おしえて!シャショット』