概要
キット・テイラーが養護施設から自宅へと戻ってきた際に見つけた“アドベントデッキ”で変身した赤龍の戦士。
当初はデッキがアドベントモンスターと契約されていなかったため、本来の力が全く発揮できなかったが、父親のフランク・テイラーの助言の元、アドベントビースト・ドラグレッダーと契約。
訳も分からぬまま、侵略者・ゼイビアックス将軍の魔の手から地球と地球の並行世界であるベンタラを救うための戦いに身を投じる事となる。専用マシーンはドラゴンサイクル。
なお、劇中では説明はなかったが、戦いに関して全くのド素人であったキットがモンスターと互角以上に戦えたのは“アドベントデッキ”に蓄積されていた初代ドラゴンナイトのアダムの蓄積した戦闘データによるものだと思われるが詳細は不明。
当初は、キットがまだまだ未熟であった事や、他のライダーたちをベントする事に躊躇していた事もあり、なかなか実力を発揮出来なかったが(厳密にはもう1人いたのだが、)彼の意思を尊重したベンダラ唯一の生き残りのライダーであるレン直々の稽古や戦いの通じて経験を積んで行き、後にレンを始めとするベンダラの戦士たちも認める立派な戦士へと成長して行く事となる。
なお、最後まで彼の実家に契約が解除された“アドベントデッキ”があったのかは謎に包まれている(そのほか、彼の身の回りで起きた身に覚えのないトラブルの原因についても謎に包まれているが、おそらく並行世界の同一存在のアダムが何かしら関与している可能性があるが、詳細は不明)。
初代ドラゴンナイト
ベンタラにおけるキットと同一の存在・アダムが変身する先代ドラゴンナイト。
元々彼は精神面で弱い部分があり、アドベントマスター・ユープロンがゼイビアックスとの2度目の戦いで行方不明になった事を切っ掛けにアドベントビーストとの契約に縛られ続ける人生に嫌気がさしていた所をゼイビアックスに唆され裏切り、レン(とケイス)以外のライダーたちをベントした過去を持っていた。
その出来事はレンやケイスたちベンタラのライダーたちは勿論、本人にも深い心の傷と残っていたが、ほとんどすべての手駒を失ったゼイビアックスが新たな手駒として彼を欲した事で、乗り気ではないものの再びキットが使っていた“アドベントデッキ”を受け継ぎ、戦いへと身を投じる事となった。
その後、ゼイビアックスと完全決着が付いた後、ユープロンに契約を解除してもらうと、正式にライダーから引退。恋人のサラと共に普通の日常へと戻っていった。
なお、主な必殺技やスペックについては元となった龍騎を参照されたし。
ドラゴンナイト・ブランクモード
キッドが未契約状態の“アドベントデッキ (おそらく、何故か彼の自宅に置いてあったゼイビアックスが計画を解除したアダムの使用していた物) ”を使って変身した形態。
いうまでもないが、原典同様にこの状態では全くモンスターには歯が立たない為、ディスパイダーとの初戦において、レンの変身したウィングナイトを見よう見まねで立ち向かいが、やっぱりライドセイバーは原作同様に折れてしまった(映像の使い回しとか言わない)。
この後、キッドは父・フランク(の幻影?)からこっぴどく怒られてしまうのだった…。
とはいえ、此方では生身で平然とモンスターと互角以上に渡り合える人物もいる為、一概にこのままでもモンスターと戦えない事も無いかもしれないが…(特に戦闘員のレッド・ミニオンぐらいならば何とかなったかもしれない)。
形態の詳しい解説についてはこちらで。
ドラゴンナイト・サバイブモード
物語の中盤、ケイスから託されたドラゴンナイト専用のサバイブのカードを用いて変身したドラゴンナイト最強形態。
詳細は原作と同様なので、詳しくはこちらで。