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杉浦日向子の編集履歴

2018-05-03 18:01:52 バージョン

杉浦日向子

すぎうらひなこ

日本の漫画家。故人。

概要

1958年(昭和33年)11月30日~2005年(平成17年)7月22日に生きた日本漫画家。本名は鈴木順子。

東京日本橋呉服屋に生まれ、時代考証を学び、1980年に漫画家デビュー。一時は荒俣宏と結婚していた。

江戸風俗浮世絵を研究し、漫画も浮世絵を下地にした独特の画風で、江戸時代を舞台にした作品が多く、詳細な江戸風俗の描写に長けていた。

呉服屋の生まれらしく着物を好んで着て、銭湯蕎麦日本酒落語などを嗜み楽しむ趣味を持っていた。なお『百日紅』の解説で、村上龍が「葛飾北斎スッポンを食べるシーンでむらむら来てタクシーですっぽんを食べに行った」と言ったように、美味しそうな食べ物を描くのに定評がある。


漫画以外では、NHKの時代劇バラエティ『コメディーお江戸でござる』の解説コーナー、「杉浦日向子のおもしろ江戸ばなし」が有名。軽妙な語り口で、時代考証の誤りを鋭く(しかし嫌味なく)指摘すると同時に、優れた点も漏れなく採り上げ、番組のレベルアップにも貢献した。

また、TBSのクイズ番組『クイズ日本昔がおもしろい』ではレギュラー解答者だった。


1993年に病気であることを明かさずに漫画業を引退宣言。漫画家引退後も、江戸風俗、浮世絵の研究家、あるいはエッセイストとして活動を続けたが、2005年に下咽頭癌によって亡くなられた。享年46歳。

代表作


出演番組


関連タグ

漫画家 江戸時代 浮世絵

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