ボア・マリーゴールド
ぼあまりーごーるど
概要
王下七武海の1人ボア・ハンコックが率いる九蛇海賊団の船員で、ハンコックの妹。海賊団では姉のサンダーソニアと共にNo.2のポジションである。
若い頃は目もくらむような美女であったが今はゴリラのような固太り体系である(作者曰く「太ったんじゃない! 鍛えたんだ!」)。実際、動きは鈍重ではなく、二対一とはいえ俊敏性に長けるルフィにある程度ついていけるだけの素早さがあり、顔立ちもそれ程崩れてはいない。
(一部の読者は、下記の経緯から“極度のストレスなどで過食症に苛まれたのでは”と推察していたようだが、作者のコメントによって、その線はほぼなくなった。)
幼少期に、ハンコックやサンダーソニア共々浚われて天竜人の奴隷となっていた時期があり、その時に背中に付けられた奴隷の焼き印を隠すため「背中に伝説の怪物ゴルゴンを倒した時の呪いで目が付いており、この目を見ると石になる」という嘘を付いて背中を見られないようにしている。また、この嘘が原因でハンコック、サンダーソニア、マリーゴールドの3人はゴルゴン三姉妹と呼ばれている。
能力
動物系ヘビヘビの実モデル“キングコブラ”の能力者で覇気も会得しており、武装色による攻撃やカウンターも得意としている。
口からは毒液を放つ(アニメでは放置しただけで気化し毒ガスになっていたほど)ほか、なんと自ら髪(ロブ・ルッチの生命帰還同様自らの意志で操作できる)に火をつけて敵を絡め取り丸焼きにしたりできる。
しかし、ギア2状態のルフィに対応できていなかったので、姉のハンコックのような“高み”と言える程のレベルではない。
性格
姉二人を信頼しており、従順な姉の腹心である。
活躍
初登場は女ヶ島編で、王下七武海ボア・ハンコック率いる九蛇海賊団の一員として登場した。女ヶ島編中盤で、男子禁制の女ヶ島侵入の罪でモンキー・D・ルフィの処刑執行人を務め、一時は覇気攻撃でルフィを追い詰めたが、ギア2を発動されてからは全く手も足も出ず、敗北してしまった。