概要
ゾロアスター教の神。アンラ・マンユ、アフリマンと呼ばれる事もある。最高善の神であるアフラ・マズダーに対抗し絶対悪の象徴。
この世が始まる前にアフラ・マズダーにより闇に堕とされるが、いつの日にか勢力を盛り返すものとされている。
ファイナルファンタジーシリーズのアーリマン
3以降のシリーズでほぼ全ての作品に登場するモンスター。一つ目で羽根と貧弱な足の生えた悪魔といった外見である。元ネタは上述の通りであり、初出のFF3ではラスボス手前の中ボスとして登場した。FF4以降では、基本的には高位のモンスターではなく、ザコ敵の一種。但し、結構物語終盤に登場することが多い。
多くの作品で死の宣告を使ってくるが、登場しない作品でも状態異常、即死攻撃など嫌らしい攻撃をしてくることが多い相手である。
ちなみにFF10-2ではアンラ・マンユも登場するが、全くの別物である。
関連イラスト
その他の創作での扱い
女神転生シリーズ
『真・女神転生Ⅲ』において、ニヒロ機構の氷川総司令の目指す感情否定のコトワリ「静寂(シジマ)」に呼応して降臨した虚無の神で種族は”魔王”。
第一形態は赤い神像のような姿で「~を禁ず」とこちらの行動を制限してくる。この禁に逆らうと「地獄への導き」で即死させられてしまう。
第二形態では動的な魔王の姿に変身し物理の「死魔の触手」、全体万能「メギドラオン」「末世破」で猛攻してくる。
設定画では頭部に氷川が融合していたがゲーム内ではオミットされている。
『魔神転生2』ではN-Nルートの最終ステージで、多くの悪魔たちと戦い抜いてきた主人公たちが初めて戦うことになる人間、クーデターを起こした軍部の「長官」と「隊員」の背後にいる悪の”邪神”として登場。
縦に裂けた口、異形の左腕、腹部にある触手を咥えた人間のような顔、足の代わりにあるのは複数の毒蛇という、かなりグロテスクな外見で登場した。
ロードオブヴァーミリオン
LoV3でコスト10の魔種であるマジシャン。一番召喚コストが高い敵ユニットの攻撃力ダウン、HPスリップのマテリアル「死に至る宣告」を使う。しかし、マナタワーの近くでしか使えないという制限がある。
アースライト
ネクタリスの流れをくむ、宇宙を舞台にしたシミュレーションゲームで、敵対するコロニー国家ガルト帝国の総司令官の名前である。
COBRA
暗黒神アーリマンとして「6人の勇士」編に登場。クリスタルボーイに力を与える。