曖昧さ回避
- ハドソンが発売したPCエンジン用シミュレーションゲーム。本項で解説。
- ローカルヒーロー「地球戦士ゼロス」に登場するヴィラン。後に株式会社悪の秘密結社に所属。
ストーリー
近未来、資源発掘が行われていた月面を占拠し、さらに基地で世界制服のための最終兵器MOAを建造中のガイチ帝国の野望を打ち砕くべく、月面基地から脱出した捕虜達が戦う。
内容
大戦略のような本格的な戦術SLGを、ユニット生産を廃するなどして家庭用、初心者向けに簡略化。
その上で、包囲効果・支援効果、工場を占拠すれば中のユニットを総取り出来る等、独自のルールを加えてバランスの取れたゲームに仕上がっており、初心者のみならずSLGファンからの評価も高い。
一見早期占領不可能に見える工場でも、占領部隊をダッシュさせつつ敵を足止めする等で結構占領出来る。敵ガイチ軍専用のはずの最強戦闘機「ハンター」を奪えるチャンスも。
歴史
初代はPCエンジン版。後にパソコンやプレイステーション、ゲームボーイ等に移植・リメイクされ、続編のネオネクタリスや、スーパーファミコン版のアースライト等も出た。
また一時期、Windows95/98版が公式でフリーゲームとして配布されたことがあり、高難度のユーザーマップを作って配布する人も出て一部で盛り上がった。
余談
任天堂のウォーシミュレーションゲーム「ファミコンウォーズシリーズ」の一つ「ゲームボーイウォーズ」はCPUの思考スピードが遅いのが欠点だったが、ハドソンがこのネクタリスの思考ルーチンをベースにしたものを「ゲームボーイウォーズTURBO」で採り入れた事で飛躍的に速度がアップさせる事に成功した。
その為、ゲームボーイウォーズ2と3はハドソンが手掛ける事となった。