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MasterofEpic

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ますたーおぶえぴっく

Master of Epic(マスター・オブ・エピック、通称「MoE」)とは、株式会社MOEの運営するMMORPGである。

概要

開発はHUDSONSOFT。その後ゴンゾロッソウィロー、株式会社MOEへと運営が移り変わる。

自由度の高さが特徴。

世界観は簡単に言うと

「世界を支配せんと目論む魔人との、永遠に終わらない繰り返しの戦いにとらわれた島、ダイアロス。

 数千年後の未来には魔人の目論見が完成し、世界は破滅する定めとなっている。

 その運命を覆すべく、プレイヤーたちは現代のダイアロスを中心に、時に太古、時に破滅の未来で冒険を繰り広げる」

……というシリアスなものであるが、それとは裏腹に、雰囲気は極めて緩い

レベルという概念が存在せず、キャラの性能はすべて「スキル」で表現される。

いわゆる基礎パラメータである「筋力」や「生命力」などもスキルである。

これらは対応する行動(筋力なら、武器を振ったり採掘したりなど)をすることで上っていく。

スキル値は一種類あたり0~100の間で増減し、また、一つのキャラが取得できるスキル値は合計で850までである。この合計850の上限に達してしまった場合は、成長させたいずれかのスキルを「下げる」設定にすることで、それ以外のスキルをその分だけ成長させることができる。

つまり取捨選択が必要になるわけであるが、ここで「何のスキルをどこまで上げるか」でキャラ性能が千差万別に変化し、単純に物理・魔法または生産特化などの分かりやすい構成から、あえて物魔双方を取り、それでピーキーになった性能は運用でカバーする、など、プレイヤー自身の思想とスキルに合わせた細かいカスタマイズができる。

また、このためにMoEのキャラ育成は一般に「スキル値が850上限を叩いてからが本番」と言われる。

これは、スキル値は低いほど上がりやすく、特に育成方針が固まり切ってない序盤に色々なスキルをつまみ食いしていると、割とあっさり上限850自体には辿り着いてしまうためである。

そこから自分の好みをつきつめてスキルの細かい絞り込みを始めるのが本作のキャラ育成の醍醐味となっている。

更に、そうした「キャラ性能の上限が明確」であるシステムだからというべきか、強さ(戦闘だけでなく、生産も含め)には何ら寄与しないネタスキルなどもあり、キャラ作成を極めた変態の中には、貴重な上限850点の中からあえてネタスキルに何十点も割く傾奇者もいる。

そうした50以上のスキルの組み合わせ次第で好みのキャラクターを作成することができ、剣士魔法職などといった従来のRPG職業だけでなく、農夫鍛冶屋釣り師美容師など、戦闘に一切関わらないスタイルをとることも可能。

特定のスキルの組み合わせが一定値以上だと「シップ」と呼ばれる特殊称号がつき、専用のバフや装備を取得することができる。

設定されたシップ名だけでも200以上あるが、さらに「シップブレンド」(極めたスキルに応じて使える言葉が増える)により、かなり好き勝手な通り名を名乗ることもできる。

なお、シップの中にはおよそ実用的とは言えない(構成上、死にスキルとなってしまうスキルを含む)ネタ構成もあるが、そうしたシップでボスレイドなどにやってくる者はむしろ畏敬の念で見られることもある。

死にスキルを含む構成のシップを、特に最高段階である第三次シップまで上げるというのは相応の忍耐が必要であり、そこまでの手間をかけて仕上げてボスレイドにやってくる者は、やはり尊敬すべきだと言えるのだろう。

主要4種族

α版に相当する、タイトルが「レゾナンスエイジ」であった時代は、プレイヤー種族は「人間」であった(他種族も実装予定があったが、未実装のまま「MoE」となった)。

この「人間」は、リリース当時の洋ゲーなどに見られるリアルデザインのモノだったが、正式サービスとして「MoE」にタイトルが改められた際、プレイヤー種族は「別設定の新種族」としてアニメデザイン的なものが新たに用意され、以下の四種が導入された。

なお、世界観的には以前のPC種族である「人間」もそのままおり、街のNPCなどとして見ることができる。

ただ、元々は「人間」のモデルで設定されていたはずの地味な外見のネームドNPCが、いつの間にかパーツが多彩でオシャレが効くPC種族のモデルに入れ替わっていたりもするなど、この設定の扱いは割と適当。

なおPC達については「ゲーム開始前、ダイアロス島に辿り着く際に死亡しており、現在の身体は古代種族モラ族が与えた人工物」だとされており、それが故にNPC達と異なり、死んでも幾らでも復活できる、時を超えられる、などの特権を持っている。

ニューター(Newtar)

他のゲームでの「人間」に該当する平均能力な種族だが、人間(ヒューマン)はNPCとして別に存在する。

外見上は歳をとらず、ずっと若者の姿のままである。

愛称として、男性は「にゅたお」、女性は「にゅたこ」と呼ばれる。

コグニート(Cognite)

耳の尖った美麗な種族。他のゲームで言う「エルフ」に該当する魔法種族だが、エルフは別に存在する。

男性は「こぐお」、女性は「こぐ姉」と呼ばれる。

エルモニー(Elmony)

幼児のような姿をした種族。正式名は「エルカプモニア」。

初期設定ではドワーフだったが能力的には素早さ重視のハーフリング。ドワーフは別に存在するが、ハーフリングは存在しない。

男性は「もにお」、女性は「もにこ」と呼ばれる。

また、プレイヤーの間では語尾に「~もに」と付けるしゃべり方が定着している。

この種族が極めて好きな人は「モニコン」という扱いを受ける。

パンデモス(Pandemos)

大柄でマッチョな種族。初期設定ではオーガだったパワー系種族。やはりオーガは別に存在する。

男性は「パンダ」、女性は「ばいーん」と呼ばれる。特に男性は出オチ的に扱われることが多いが、支持者も多い。

尚、このゲームには動物の「パンダ」をモチーフにしたキャラクターも存在するため、注意が必要である。

特定のスキルを持った職業による組合。

入会すると専用クエストが出来る。特にシェル・レランは入会しないと手に入らない食材がある。

出入りは自由(ギルド内ランクが初期値になる以外のペナルティは無い)。

  • 武閃(戦闘ギルド)
  • アルケィナ(錬金術ギルド)
  • フォレール(狩人ギルド)
  • グロム・スミス(鍛冶ギルド)
  • 暗使(邪教ギルド)
  • シェル・レラン(料理ギルド)
  • アーテリック(芸能ギルド)
  • テクスエンド(裁縫ギルド)

なお、他のゲームで「ギルド」と言ったらプレイヤー同士のコミュニティを指すが、『MoE』でのそれは「フェローシップ(旅の仲間)」と呼ばれる。しかも純粋なコミュニティでしかなく、所属FS名の表示・FS専用チャットチャンネルへの入室程度である。FSへの「所属」にこだわらない場合はユーザーチャンネル(同時に3つまで作成・入室できる)の活用もあり、固定CHもあればツアー・レイドメンバー募集の度に作られ、終了後は解散(消去)されるものもある。

用語

謎肉&謎水

神秘魔法で作り出される、正体不明の食料および飲料。食べ物を買うお金がない時に重宝されるが、商売あがったりになってしまうため料理ギルドのシェル・レランには目の仇にされている。

正式名は「サモンスミート(召喚肉)」と「サモンスウォーター(召喚水)」だが、ちゃんとこう呼ぶプレイヤーは極めて少ない。

4顔

キャラクターメイキングの際に選択できる顔タイプの4番目のこと。

アクの強い顔立ちであることが多く、かなり人を選ぶ。

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