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CALLING~黒き着信~

こーりんぐくろきちゃくしん

『CALLING~黒き着信~』は、HUDSONSOFTによるWii用ホラーゲームソフト。2009年11月19日に発売された。『黒のページ』にアクセスして『境界』に入った主人公たちはその中で様々な物を見つけ、そこから脱出への道を探る。
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概要編集

このゲームでは、携帯電話が脱出のための重要なカギを握り、霊からのメッセージの受信や離れた場所への移動、ノイズを録音して過去の会話を聞くなどといった行動を取るのに必要とされる。

ただし移動した場合、元の携帯電話は移動元に置きっぱなしになる。

境界には迷い込んで出られなくなってしまい怨霊と化した者たちもいるが、彼らへの対処法は無いため、主人公たちは逃げるしかない。


あらすじ編集

インターネット上で噂される『黒のページ』。

普段は真っ暗な背景だけのページは時折チャットへと繋がり、そこにアクセスした人間は後に携帯電話に電話が届き、現実世界で昏睡状態に陥り、やがて死ぬといわれている。

主人公たちはこのウェブサイトにアクセスし、『境界』という生と死の狭間に迷い込んでしまう。

彼らはそれぞれ現実世界への帰還を求めるが、そこで様々な真実と向き合うこととなる。


登場人物編集

プレイヤーが操作できるキャラクター編集


涼谷 しんいち

アニメとオカルトが好きな高校生。愛読しているオカルト雑誌『サムサラ』で黒のページの存在を知りアクセス、境界に取り込まれることとなる。チュートリアルでは彼を操作することとなる。臆病な性格のため怨霊に付け込まれる。

ハンドルネームは「マコ」。


神楽 凛

本編の主人公。少々勝ち気な性格の大学生。6年前ある少女と会う約束をしたが果たせず、それ以降彼女の存在を探し続けていた。そして黒のページに辿り着き、アクセスする。

ハンドルネームは「リン」。


岸辺 千代

夫の死をきっかけにネットサーフィンを始めたおばあさん。今では近所でもハイテク婆さんと親しまれている。「死者と会える場所があるらしい」との噂を聞きつけ、黒のページを知る。

ハンドルネームは「ミー」。


白江 真

ちなみ出版に勤める、危険を顧みない性格の編集者で、それは境界でも変わらず神楽凛に多くの情報をもたらす。事件の取材をしていた同僚の不審死に疑問を持ち、単独調査の末黒のページを見つける。34歳。

ハンドルネームは「名無し」。



登場幽霊編集

天野 貞夫

死亡した白江の同僚。黒のページについて調査をしていた。


細川&太田&小倉

集団変死した、悪評の女子高生3人グループ。ひとりかくれんぼを飽きるほど行う猛者達。

名前と見た目が程よくマッチングしている。


岸辺 道人

5年前に他界した岸部千代の夫。入院先の病院で死去。


近藤 淳二

人形集めが趣味の老人。原因不明の突然死により他界。

プレイヤーからは「パンダ」、「タモさん」とも呼ばれる。


???

通称、赤い女。プレイヤーの前に何度か姿を現す謎の人物。



関連画像編集

CALLING

関連タグ編集

HUDSONSOFT Wii ホラーゲーム

CALLING 黒き着信


その他編集


発売1年前の開発中動画。

雰囲気は完成品と似ているが細部はかなり違うもの。

仮題「The Calling」


http://www.nicovideo.jp/watch/sm4951035


動画観覧者からは「完成品も結構怖かったが、開発中のほうが完成品より怖い。」「これが完成品だったら俺、序盤で終わってた」という声が多数。

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