概要
概要
オーバーラップ文庫より2013年6月から刊行されているライトノベルである。
作者は十文字青。イラストレーターは白井鋭利。小説は2019年6月時点で16冊(1~14巻)まで発売。
スクウェア・エニックスの漫画雑誌「ガンガンJOKER」にて2015年5月号からコミカライズ版が2016年7月号まで連載。コミカライズの作者は奥橋睦。全3巻。
ゲームに似た異世界(グリムガル)にハルヒロたちが召喚される所謂MMORPG風ファンタジーだが、召喚された者たちが舞台を異世界だと認識できない背景と、ハルヒロ達のパーティが正真正銘のレベル1から始まるところが特色と言える。他のパーティが名を上げていく中、ハルヒロ達はスタート地点のゴブリン相手にも苦戦し、毎日の生活費を稼ぐだけで精一杯、そんなハルヒロ達の成長を描いた等身大の物語である。「薔薇のマリア」など、他の著作にも通じる泥臭い戦闘や登場人物たちの内面描写に重点を置いている。
タイトルや1巻の副題、世界観などWizardryを思わせる要素が散りばめられている。
内容紹介
内容紹介
おれたち、なんでこんなことやってるんだ……?
ハルヒロは気がつくと暗闇の中にいた。何故こんなところにいるのか、ここがどこなのか、わからないまま。周囲には同じように名前くらいしか覚えていない男女、そして地下から出た先に待ち受けていた「まるでゲームのような」世界。
生きるため、ハルヒロは同じ境遇の仲間たちとパーティを組み、スキルを習い、義勇兵見習いとしてこの世界「グリムガル」への一歩を踏み出していく。その先に、何が待つのかも知らないまま……
これは、灰の中から生まれる冒険譚。
登場人物
登場人物
class:盗賊
主人公 目が眠そう。草食系暫定リーダー。
何もかも平凡だがたまに覚醒モード(光る線)を発動して強くなれる。
class:狩人
ヒロインの1人 天然癒やし系。ちょっと微妙な関西弁?
ハルヒロのことを「ハルくん」と呼ぶ ランタのとある発言に悩まされてる。
class:魔法使い
ヒロインの1人 引っ込み思案。がんばり屋の影薄さん。
マナトのことが実は…?
ランタ(CV:吉野裕行)
class:暗黒騎士
お調子者の我が儘テキトー人間。不人気ナンバー1。
ちょっとうざいけど実はいいやつ。ハルヒロとよく口喧嘩する
実はユメの事が・・・
モグゾー(CV:落合福嗣)
class:戦士
くま系。若干のろいが頼りになるくま。
くまだが料理上手でとても器用なくま。
ハルヒロに「怒るとこわい」と言われるくま。
class:神官
クールな美人。義勇兵としては先輩で少しアダルト。
ハルヒロのことを「ハル」と呼ぶ。本作品のメインヒロイン
class:神官
パーティのまとめ役。
なんでもできる人。ハルヒロを信頼してる
class:死霊術師
高飛車な性格の死霊術師。ニャアという生き物を使役する。
ハルヒロに好意を持っている
レンジ
class:戦士
チーム・レンジのヘッド。野獣系。やばい。
ハルヒロのライバル?
キーワード
キーワード
- グリムガル
「グリムガル」とはこの世界の住人が自らの住む世界を指すときに使う言葉。
天竜山脈と呼ばれる山々によって南北に分かれており、北側は「辺境」と呼称される。
人間族及び同盟する亜人種族はゴブリンやオークなどの他種族と敵対しており、その最前線にはハルヒロ達「義勇兵」と呼ばれるよそ者が戦力として加わっている。
- 義勇兵
ここではないどこかから来た、よそ者たちが所属する集団。
見習い義勇兵から始まり、複数あるclassで修行を積んでから冒険に出る。
敵対種族との戦いに駆り出されることも。ハルヒロ達の身分の事
- 不死の王
かつてグリムガルに君臨した存在。
不死族という種族を従えていたが現在は死んだと言われている。
いずれ復活するという予言を残したとされている。
不死の王の呪いにより、グリムガルで死んだものは適切に措置をしないと「不死の王の従者」になってしまう。
肉のあるものはゾンビ、白骨のみのものはスケルトンと呼ばれる。
アニメ
アニメ
2016年冬アニメとして、テレビではTOKYOMX、朝日放送、BS11、AT-Xにて放送されたほか、GYAO!、バンダイチャンネル、ニコニコ動画にてインターネット配信が行われた。
- 監督・脚本:中村亮介
- キャラクターデザイン:細居美恵子
- 音楽:(K)NoW_NAME、R・O・N
- アニメ制作:A-1Pictures
- Introduction
生きるって、簡単じゃない。
目が覚めると、ハルヒロは暗闇の中にいた。ここがどこなのか、なぜここにいるのか、そしてどこから来たのかもわからないまま。周りには自分と同じ境遇らしき数名の男女。彼らとともに暗闇から踏み出した先には見たことのない世界、「グリムガル」が広がっていた……。
記憶も、お金も、特別な力も― 何もない僕たちが手に入れた現実。
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