概要
CV：緑川光
黒の組織に送り込まれた公安警察のスパイ。
警視庁公安部兼黒の組織所属。潜入中に正体を知られたのは、赤井秀一、イーサン・本堂に次いで3人目（純黒の悪夢を含めばスタウト、アクアビット、リースリングがこの後に追加される）。
外見は安室透と同年齢ぐらいだと思われる若い男で、顎ひげを生やしている。
回想シーンでベースを弾けることが判明し、その時に世良真純とも接触していた。
警察庁警備局警備企画課から同じく組織に送り込まれた安室が、赤井にスコッチの名前を出された際、激しく感情を露わにしたことで安室が執拗に赤井を狙うのもスコッチが原因だと見られている（ただし、安室は降谷零の立場として、日本国内で違法捜査を行うFBI捜査官に国外退去を迫る理由もある）。
その死の真相とは「◯◯」。
スコッチは、組織からのスパイであることが発覚し追い詰められ、安室に自分が情報漏洩を防ぐため死を選ぶことをメールで送る。
その後、追手と勘違いした赤井の拳銃を奪い取り、携帯電話もろとも心臓を撃ち抜くことで、情報漏洩防止を図った。しかし赤井に制止され、彼から逃亡を勧められたが、迫ってくる襲撃者の気配を感じ取り、スコッチのメッセージを受け取り駆けつけた安室だと知る間もなく自殺。
赤井は、安室に対し「裏切り者は始末した」と組織でも極々当たり前な報告をするが、これは安室に真相を悟らせないためと思われる。
安室も現場の状況からスコッチが自殺であることを見抜けたが、詳細まで把握できなかった。
本件は三者三様の過失があり、それぞれの止むを得ない事情から不運なタイミングが重なった故の悲劇といえる。
声優
キャラのイメージでキャスティングされたが、偶然にも声を担当する緑川氏は、新機動戦記ガンダムＷにおいて主人公ヒイロ･ユイを演じている。
安室役の古谷徹氏(『機動戦士ガンダム』アムロ･レイ役)や赤井役の池田秀一氏(シャア･アズナブル役)同様、ガンダムシリーズに縁のある声優が起用されることとなった。
安室透との関係
作者の青山剛昌は、毎年ファンから送られる年賀状には全てコメント付きで返事を出しているのだが、2017年、スコッチと安室の関係について質問したファンに対し「幼馴染(笑)」と回答している。
本名
長らく組織から与えられたコードネームのみであったが、2018年5月21日に更新された青山剛昌によるとびだせどうぶつの森にて、｢スコチのナマエはヒロミツ（景光）｣ である事が明かされた。
名前の由来は恐らく上述のヒイロ・ユイと緑川光(ヒカル→ミツ)からであろう。
関連イラスト
