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デロイアの編集履歴

2018-06-20 09:09:22 バージョン

デロイア

でろいあ

デロイアとは「太陽の牙ダグラム」に登場する架空の惑星。同作の舞台でもある。また同惑星で起こった独立戦争についても記述する(後々追加予定)。

概要

地球から224光年離れたスタフェラス二重太陽系にある第5惑星。

SC23年にワームホール航法によって地球からこのワーム・ホールを通過することにより、75時間(3日位)と言う短時間で移動できるようになり、地球連邦の植民地として開拓が行われた。

使われている主要通貨は「デロイアドル」と言う。首都はカーディナル。

ただ、この惑星は大掛かりなテラフォーミングは必要無かったが荒野や砂漠が多く、かなり暑い気候の惑星で、しかも二重太陽系下の為、二つの太陽が並ぶ場合と重なる場合があり、極端に暑い夏と極端に寒い冬が交互に訪れ、農作物の収穫も長らく覚つかないまま人々の生活を苦しめていたと言う。

また時折現れるXネブラと呼ばれる未観測要素の多い帯電性ガス星雲の影響でコンピューターの性能が低下し、惑星の電離層が乱れているため交信電波の届く距離も限られてしまう。その為長距離通信には伝書鳩が使われ、戦闘はスタンドオフ兵器を使用しない有視界の接近戦が基本となっている。

この星には薄い輪があり、輪の周辺は放射能が強く、人間は宇宙服でも生きられないほど。バン・アレン帯は二重太陽の強い放射線と荷電粒子から惑星を守るため、かなり強力で、バン・アレン帯を避けるために宇宙港が極点近くに作られている。


デロイアに移民した人々の子供や孫などの子孫はデロイア人と呼ばれている。地球人たちの中にはデロイア人を下等な市民として差別する者も多い。

カーレースが国民行事となっていたり、山岳ゲリラが多数存在したりと社会様式と生活様式はかつての中南米ラテンアメリカ諸国に似ている。


また、まともに自治権を与えられず、地球連邦に資源を搾取される現状に対して不満を抱くデロイア人達により独立運動が繰り広げられている。しかし、科学力では地球よりも遅れているので独立しても星間断行は無理であった。

また地球連邦側としても地球の資源が枯渇し、デロイアから産出される多くの鉱物資源や食料などに依存せねばならなければ地球人の生活が成り立たない状況で、断行によって大変な事になりかねない為、デロイアの独立に反対する意見が多い。


デロイアに駐屯している地球連邦軍は各州混成による第8軍であり、その多くは現地雇用したデロイア人であり、軍内部でも彼らを差別する行動が起きていた。


地名

カーディナル

ボナール

ダムシティ

バラフ軍刑務所

パルミナ大陸

アンディ鉱山

ウルナ基地

ドガ市

北極ポート



デロイア独立戦争

デロイア事変

デロイア独立運動が激しさを増すSC152年10月1日、地球連邦軍第8軍の副司令フォン・シュタイン大佐が第8軍司令官ダンロック中将を射殺すると言うクーデターを起こし、その後、デロイア独立正規軍と言う部隊を率いて首都カーディナルで開催されていた連邦評議会を占拠、評議会議長ドナン・カシムを始めとする議員たちを人質に取った上に独立宣言を行った。

これこそがデロイア独立を巡る540日に渡る動乱の始まりであった。

直ちにドナンの娘婿のレーク・ボイド大尉を中心に救出部隊が編成され、ドナンの息子であるクリン・カシムも加わってクーデターの鎮圧と人質救出を行った。しかし救出部隊が見たものはドナンとフォンが並んで座っている姿だった。

ドナンはクーデターは全てデロイア独立に賛成した議員たちの仕組んだものであったと公言し、フォンは騙されていたとして免罪し、議員たちは逮捕された。

そして植民惑星であるデロイアを地球連邦政府の8番目の自治州に昇格させ、フォンをその代表に任命した。


ゲリラ狩り

州立化と言う形でデロイアの自治権は確立したが実質的な独立では無く地球連邦の傀儡政権に過ぎず、ドナンはフォンに州立化に対して猛反発を行う独立派ゲリラに対してのゲリラ狩りと弾圧を命じるのであった。

実は、フォンの反乱から始まったこれらは全てドナンが地球人の為にデロイア独立阻止を目的にフォンを操って引き起こした陰謀であった。


ダグラム起動

事件の真相を知ったクリンはデロイア人を苦しめる父の悪政に疑念を抱く中、デロイア独立派の指導者である元歴史学者のデビット・サマリン博士と出会う。しかしその結果サマリン博士は連邦軍に捕まり、更には独立派が建造していた新型コンバットアーマーダグラムまでもが奪取されてしまう。責任を感じたクリンは単身、連邦軍基地へ潜入し、ダグラムを奪回、そしてデロイアの人々のために地球時代のバイク仲間だったロッキー・アンドルらと共にデロイア独立運動に身を投じる。それは父や故郷である地球への反逆でもあった。

後に彼らはゲリラグループ「太陽の牙(またはデロイア7)」としてその名を轟かせるようになる。

傭兵部隊のガルシア隊や仲間の死、ザルツェフ少佐との戦い、J・ロック率いるデロイアの星と言った他のゲリラと共にバラフ軍刑務所に収監されたサマリン博士の救出などを経て、太陽の牙は独立派の拠点を確立すべく独立の機運が強いパルミナ大陸へと渡った。


パルミナの戦い

パルミナ大陸に渡った太陽の牙とサマリン。一方ドナンはレークをパルミナの行政官として派遣する。

レークはドガ市で蜂起したゲリラを鮮やかに制圧しつつ、ゲリラと連邦軍も区別無く負傷者の治療が出来る野戦病院を設立したり、デロイア人住民や兵士の待遇改善の具申などと言った善政と言うやり口でパルミナの平定に奔走する。当初それは敵味方双方から非難されるが徐々に支持され始める。

一方、太陽の牙は地球に必要な資源を多く産出する鉱山で連邦内の権力争いの真空の三角地帯と言われるアンディ鉱山に潜入する。




関連タグ

太陽の牙ダグラム

地球連邦軍(太陽の牙ダグラム)

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