概要
通常の人間には不可能な超常現象を操る、魔術サイドと対となる勢力。
主人公の上条当麻、アクセラレータ、浜面仕上も科学サイドの人間である。
その実態はかつてのテレマ教の延長であり、魔術を憎むアレイスター=クロウリーが「原型制御」で作った新しい枠組み。
実質的な科学サイドの一大拠点「学園都市」も形を変えた「テレマ僧院」とされており、クロウリーの作った科学に属する全てがテレマの隠れ蓑に過ぎなかった。
考察
超能力開発で必要となる薬物投与などはまさに「テレマの再来」と言えるだろう。
現実のクロウリーの「魔術とは、意志に応じて変化せしめる《科学》にして《アート》である」という魔術思想が反映されているのだと思われる。
まぁその方法が薬物とか不摂生な人体実験とか危険な上に実害を出したからムッソリーニに目をつけられたのだが。