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ロイド・イングラムの編集履歴

2018-07-15 09:03:20 バージョン

ロイド・イングラム

ろいどいんぐらむ

ロイド・イングラムとは、ゲーム「白猫プロジェクト」の登場人物である。

「さあ!決断の時だ!」


概要

CV:森川智之

 魔獣と心を通わせることができる「巫覡の末裔」の一人で、作中のプレイアブルキャラであるエマの叔父。ただしエマと違い魔幻獣の鍵ではないため、魔幻獣の本格的な覚醒は行えず一時的な事しかできないため、後述する目的のためにエマを利用しようとしている。

 また、考古学の博士及び元軍師であり、その論文や研究(発覚したものは全て魔幻獣になにかしら大きく関わるもの)はロイド登場以降たびたび触れられる。



作中での行動

蒼き炎のテンペスト

 初登場。飛行島の一向に「魔幻獣の破壊」を依頼し、魔幻獣の危険性や飛行島が闇の兵器であることを自分は知っている等の話をする。だが、20年前にロイドの姉が原因で起きたと言われている魔幻獣による大虐殺(なお、この事件の元凶はロイド)を知らないエマ(母が魔幻獣を起動させたというデマのせいで孤独な彼女は魔幻獣以外に友達がいない)からは破壊を猛反対される。

 そして、魔幻獣を破壊するために一時的に起動させ、その場にいる全員に危険性を伝え、ウルドに対して敵軍をけしかけて戦争を勃発させる(本来ウルドと敵軍が魔幻獣の危険性を認知して共に戦うという算段だったが敵軍が魔幻獣を無視したため失敗した)。

 しかし、戦争のさなか魔幻獣はついに手が付けられなくなるレベルで暴れだし、周囲の魔物をも凶暴化させてリンツ島を危機に陥れる。ロイドは最終的にブルーフレア(ウルドで作られているソウルで爆発する焼夷弾)を用いた自爆で魔幻獣を破壊し、跡形もなく消えた。

 自爆前、エマに20年前の真実を話し、エマからは「本当に勝手な人」「私は許せないけど貴方をずっと心配してきた母なら貴方は許すだろう」と言われた。


「飛行島の友人たちよ、エマを頼む。そして、全ての魔幻獣を破壊してくれ。」

「アイリス、○○(主人公の名前)、全てを君たちに託す。これからのことは、きっと君たちにしかできない。」

クラーヴィス テネブラリウス クアドルペス レギウスジュペーレ


おじさん、どうして!?


    この先ネタバレ注意!


















カオスエンブリオ

 「いやはや、助かった。非常に助かったよ。そして滑稽でもあった。非常にね。」

 4体目の魔幻獣を御神体として信仰するカルト教団を破壊するために主人公達に同行したマージンが、魔幻獣の残骸からソウルを手に持っている黒い球から回収し、正体を現した。

 そもそもロイドは自爆などしておらず、2匹のロックガルーダを巫覡の力で操作していた。


 テネブラー テネブラス インウォカト


 呪文を唱えた後、1匹に「自爆」、もう1匹に「逃走」を命じて死んだと見せかけ、はるか彼方に姿をくらましていたのである。

 ロイドは正体を現すや否や教主を殺害(そのうえこのカルト教団の教主の上に当たる大教主がこのロイドであり、魔幻獣復活のために教主に魔幻獣の生贄を捧げるように仕向けていた)、死んだフリをしていたのは一向を魔幻獣討伐に駆り立てるためと説明した。

 魔幻獣の力を取り込んだロイドは闇の王と同様の圧倒的な力を振るうが、闇の勢力に関しては知り合いから情報を貰うという形で利用しているだけであり、作中最悪の外道である闇の王をも「白だの黒だの意味がない」と嘲笑(他に否定するところがあると言ってはいけない)。ロイド自身は世界を無にすることを望んでおり、「無を望む虚無の王」を名乗る。

 テンペストの時点で人の心が理解できないような行動が目立ったが、変身している最中に起こった出来事にも無関心な様子を見せた。

 全てを話し終えた後に自分以外を皆殺しにしようとするが、割り込んできたエレノアが持っている大いなるルーンによって失敗に終わる。が、次の瞬間、彼はエレノアを見て動揺しながらありえないセリフを叫ぶ。


「わかるぞ、この感覚。嫌というほどわかる。実に興味深い。だが、ありえない!絶対にあってはならない!!なぜ光の王が二人もいる!?」


嘘幻のルーン

 ロイドが持つルーンで、ソウルを流し込めば自分や指定したものに関する嘘の認識をあたえるというもの。これによりカルト教団の内部にいても信者だと狂信者達に一時的に思わせたり、ロイドの姿そのものをまったく別のものにすることも可能。しかし燃費が悪いという弱点がある(本人談)。

 変身時の名前はすべて自分の名前の英語表記のアナグラムである。

ドーリー

【白猫】ドーリーちゃん

 とらぶるトラベラーで登場した考古学者の女。

 トラップ大好きな冒険家フィオナの持つ剣が魔神像復活に必要なため彼女を古代遺跡に誘導するが、すすんで遺跡のトラップに引っかかるフィオナと同行者たちに振り回されて凄まじい巻き添えを喰らい続けて一度は激怒するとかなりの不遇

 ドーリーに変身中は魔神像が魔幻獣であることを知らないふりをし、水や氷で暴れて遺跡を片っ端から破壊して回る魔幻獣の姿をフィオナに見せ、破壊するように懇願する。

 ドーリーの変身している際はフィオナに殺意が芽生えたと語っている。

マグリン

センシティブな作品(画面左)

 亡国のツバサで登場した謎の女。

 魔幻獣に乗ってきたアレス3兄弟に「アレスを滅ぼした犯人を教える」と唆したり、ぬいぐるみ好きな3男のノエルが偶然発見して隠ぺいした魔幻獣の内部の闇が充満している部屋に入るために変態次男のヴィシャスに色仕掛けをして魔幻獣復活のキーワードを吐かせて気絶させた後魔幻獣を起動、3兄弟に破壊するように頼むといった行動で3兄弟や主人公達を振り回す。

 なお、彼女(正確には彼)が知るアレスを滅ぼした犯人というのはアレスとそもそも戦争スレスレの状態だったハルモニアという国がかかわっているというものだった。なお、元騎士団長にして熱血長男であるディランが捨て子だということを何故か知っており「もしかしたら出身はハルモニアじゃないのか」と言い残し、魔幻獣のソウルを回収して去っていった。

 マグリンが一連の行動を終えた後メインシナリオのワールドマップの空が黒くなる。

 ちなみにマグリンが男と知ったヴィシャスは世界の緊急事態であることを忘れ「俺を記憶ごと消してくれ」と懇願したほどショックを受けた。

マージン

 カオスエンブリオに登場した無精髭の男。

 フリー記者でルーファスとも知り合いだった。

 魔幻獣を信仰するカルト教団を破壊するために主人公一行と魔幻獣復活の最後の鍵である「アゴニア」の少女シェリルに同行。

 ここで初めて嘘幻のルーンという名前が明らかになる。

 魔幻獣破壊までは完全に味方に徹しており、教団内部に潜入する際に頭の弱いシェリルに世話を焼きながら嘘幻のルーンでサポートを行ってきたが、シェリルとルーファスによって魔幻獣が破壊されたと同時に前述の行動にでた。


 と、様々な姿に変身して過去のイベントでは魔幻獣の復活→破壊→吸収という流れを4度繰り返し、ロイドは圧倒的な力を手に入れたのであった。


真の人物像

 性格は非常に目的意識が強く激情的。目的のためならば手段を選ばず、その徹底ぶりから来る非情さ、えげつなさは学者たちの間で有名となっている。

 一言で言い表すなら「破壊欲求に取りつかれたバケモノ」

 生れついてロイドは感情が乏しく文字通り虚無のような心の持ち主だった。そんな中20年前の魔幻獣による大虐殺を目の当たりにし「破壊」の欲求に取りつかれる。

 彼は破壊という行為そのもの(物理的なものであろうと心理的なものであろうと関係ない)の天才で、過去にとある村にフィールドワーク名義で立ち寄り、そこの住民を互いを疑心暗鬼にさせることで殺し合いをさせることで皆殺しにしたり、劣等感と麻薬を利用して国民にクーデターを起こさせ無実の王族を処刑させるように仕向けたりとその所業は尋常ならざる被害を出している。この王族のうちの一人がグラハムの本当の「姫様」であるマルグリット(そのうえロイドはマルグリットの処刑までその手で行った)であり、ロイドはグラハムの主君の仇である。

 彼の所業の全ての源はただの破壊欲求であり、それ以上でもそれ以下でもない。

 ロイドは自らが仕向けた「破壊」によって広がる光景や心にトラウマを持った人間を「芸術作品」と言い表すドSの精神も持ち合わせており、彼にとってはグラハムやエマも芸術作品でしかなかった。


ワールドエンド

 手始めにロイドは4体の魔幻獣を再構築して世界各地で20年前同様の大虐殺のような事態を発生させる。もう一人の光の王である未来人エレノアというイレギュラーが登場するが、それすらも踏まえ更なる世界崩壊のシナリオを作り上げる。

 再登場は魔幻獣グラキエス・ドゥルスに破壊された街。グラキエスを破壊した一行の前に突然姿を現し、新たに魔幻獣ヴェータス・マヌスを仕向ける。

 ヴェータス破壊後にグラハムにマルグリットの死の真相を喜々として話し、グラハムの殺意を駆り立て、あえて彼に倒されるフリをして返り討ちにするという卑劣な戦法で勝利をおさめ、新たに体中に目がついた姿に変貌する。

 この姿ではエレノア達が束になってもかなわないほどの強さを持つが、さらに覚醒した主人公を相手にわざと敗北、自らの意識を虚無のソウルの中に移動させて主人公に乗り移る。

 主人公が喰らった虚無のソウルをエレノアにすべて移すという捨て身の策で主人公は救われたかに見えたが・・・


計画

 彼が世界崩壊のために発案した計画は非常に用意周到なものであった。

 1, 莫大なソウルを貯蔵したブースターである四魔幻獣の力をを「復活→破壊→吸収」

  というプロセスを踏んで取り込む。

 2, 集めた闇を光を喰らって増長する「虚無のソウル」に変換して自身がそれを操る。

 3, その状態で闇の王子(主人公)にあえて殺され、虚無のソウルを取り込ませる。

 4, 闇の王子が闇の王を抹殺して王子は大量の闇を取り込むため、それをすべて虚無のソウルに

  変換し、暴走した闇の王子(作中では「狂乱の王子」表記)が世界を滅ぼす。

 しかし、エレノアが来たことにより3を「自分の意識を移した闇に移動させ、それを虚無のソウルと思わせて闇の王子やエレノアに取り込ませる」、4を「闇を取り込んだエレノアを乗っ取って自分が世界を滅ぼす」に変更した。


破壊者の結末

 前述のとおり虚無のソウルはエレノアに取り込ませておらず、彼女を乗っ取り再び虚無のソウルを回収することで光も闇も虚無も吸収した異形となり、世界滅亡に王手をかけたが、エレノアが未来のアイリスから力を借りることでロイドから脱出。そこから形成は逆転して今度こそ完全なる敗北を迎える。が、虚無のソウルがあるため死ぬことはなく、存在そのものが世界を崩壊させる危険な存在と化しているため、未来のアイリスはロイドを未来へ送ることを決意。

 エレノアは自分も未来へ飛ぶことを懇願したが、未来のアイリスはロイド以外までも未来へ送ることはできず、エレノアの絶叫の中ロイドは未来へ送られ、光も何もない場所で消滅した。

 全く共感できないような破壊欲求を秘めた男は、餌を食い尽くした動物のように、自分が破壊した世界に逆に破壊し返されたのだった。


余談

 長らく隠されていた担当声優はラスボスの経験豊富な森川智之氏と判明。

 森川氏は「ロイドは様々な側面を持っていて本当に楽しかったです!」とコメントしている。

 また、ワールドエンド自体ありとあらゆる形でプレイヤーの期待を駆り立てたイベントであり、実装当初はその圧倒的人気もあってログインが殺到、サーバーがログイン数に対応できなくなりログインすらできないという事態が発生し、「ロイドは白猫世界そのものを滅ぼした」と半分合ってるようなプレイヤーの反応が多くみられた。


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白猫プロジェクト 主人公(白猫プロジェクト) 神秘的な少女アイリス

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