概要
「鏡の大迷宮」にて初登場した、カービィの「悪」の側面とでもいうべき存在。
とはいうものの、カービィ自身が表裏のない無垢な性格であるため、ダークメタナイトとは違い、ちょっとしたイタズラ好き程度の悪意しかない。
迷宮の所々でカービィ達にちょっかいを出すも、黒幕ダークマインドとの決戦においては共闘。その後、悪の心をもつ者から鏡の世界を守る「鏡の世界のカービィ」として戦うことを約束し、カービィ達と別れ鏡の世界に残った。
ゲーム内では独特の効果音と共に壁の中から急に現れ、さらにシャドーカービィが出ている間は画面のスクロールが固定されるため中ボス的な扱いかと思いきや、
体力はそこまで多くなく、一発殴れば簡単にやられて消えてしまう。おまけに1UP、マキシムトマト、無敵キャンディー等のアイテムまで落としていく(倒し損ねた場合は壁の中へまた逃げ込んでしまう)。
他の敵キャラと異なり直接触れてもダメージはなく、戦闘能力はあまり無いように思えるが、場所によってはしばらくダメージを与えずにいると炎を吹いたりして攻撃してくるため、カービィ同様コピー能力は使えるようである。
トリプルデラックス
星のカービィ トリプルデラックスのミニゲーム「カービィファイターズ」の「ひとりで」モードの7戦目最終戦にて、10年の歳月を経て再登場する。
鏡の大迷宮の時とは違い、体は紫色の宇宙のような異空間のような質感で目や口は白と、非常に神秘的かつ幻想的なデザインになっている。
プレイヤーと同じコピー能力で勝負を仕掛けてきて、ここまで戦うカービィ達同様AIによって動いている。そのAIがなかなかに優秀な為、100%クリアの大きな壁となる。難易度「めちゃむず」のシャドーカービィの強さはシリーズでも随一で、AIによるフレーム単位のジャストガードと高純度かつ高密度の攻撃はさながらTASを相手取っているよう。
倒された時の消滅のしかたはダークメタナイトやブラックデデデのように鏡が割れるようなそれではなく、従来のボス格キャラのように爆発を起こして消滅する。
なお、容姿や演出面に違いが大きく、彼専用のスペシャルページも存在していないため、このシャドーカービィが鏡の大迷宮で登場したシャドーカービィと同じキャラクターであるかはあのキャラと違い説明がない為不明。
ちなみにザコ敵からミニゲーム内のラスボスに昇格したキャラは彼が初。
なお、本作では過去に倒されたはずのダークメタナイト、さらにデデデ大王の心の闇が具現化したブラックデデデがディメンションミラーから現れており、ダークマインドを倒した事で暴走が収まったはずの鏡の世界に再び異変が起きている事を示唆していると思われ、ファンの間では不穏な考察がなされる事もあった。
上記の個体が過去にダークマインドを倒すべく共闘したシャードーカービィと同一の存在なのかは不明な事もあり、鏡の世界のカービィとして戦っているはずの彼の安否が気になる所。
容姿
カービィそっくりな外見。
カラーリングは全身灰色で、足の部分は黒に近い。
トリプルデラックスのシャドーカービィは先述のように目が白一色で、身体は紫色を基調としたビッグバンカービィの様に煌く異空間のような幻想的な色合いをしている。
関連イラスト
関連タグ
シャドウカービィ(表記揺れ)
マッシャー(こちらもザコ敵からミニゲーム内のラスボスに昇格している)