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若者の黒魔法離れの編集履歴

2018-08-08 22:51:09 バージョン

若者の黒魔法離れ

わかもののくろまほうばなれ

森田季節原作のファンタジー小説。「小説家になろう」にて連載中。正式名称が長すぎるので、本項では略称をタイトル代わりにする(詳細は後述)。

注意!

なろうの作品ではよくある事だが、正式名称が「全角30文字以内」という制限をオーバーしてしまう為、正式名称をそのままピクシブでタグに付けようとすると無効なタグになってしまう。


そのため、イラスト等を投稿する方はこの辺りを注意して欲しい。


概要

正式名称は

若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!」。

森田季節氏原作のファンタジー小説。小説家になろうで連載中。


森田氏がなろうで同時に連載しているスライム倒して300年、知らないうちにレベルMAXになってましたと同じく基本はファンタジー世界が舞台のほのぼのとしたコメディだが、こちらは異世界転生物ではない。


また、森田氏の就職活動やサラリーマン時代の実体験を元にしており、ブラック企業過労死問題などもたびたび出てきており、ファンタジー世界に置き換えた現代日本のサラリーマン事情を描いた作品と言える。


さらには、「スライム~」とは逆に性的描写が多く、各章のオチは主人公が女性キャラと「サキュバス的なことをした」等としめるのがお約束となっている(ただし、詳細な描写はボカされている)。


集英社のダッシュエックス文庫で書籍化されており、既刊4巻。イラストは47AgDragon(しるどら)氏。

出水高軌氏の作画で漫画版もマンガUP!、ニコニコ静画等で連載中。既刊1巻。

※漫画版では原作でボカされていた性的描写がある程度描かれており、連載時には際どい描写については黒ベタ(通称「黒海苔」)で乳首などを隠す処置がとられ、読者からは「黒(海苔)魔法」等と呼ばれた。単行本では黒海苔は全て外されている。


あらすじ

魔法学校を卒業間近の青年フランツは、成績が良いにも関わらず面接が苦手なことが災いし、白魔法での就職先が決まらずに無職のまま卒業の危機に陥っていた。

見かねた学生寮の職員リーザに勧められてダメ元で、「キモイ(「キツイ」ではない)・キタナイ・キケン」の3K業界と言われ、人気のない黒魔法の会社を受けることに。

しかし、その会社「ネクログラント黒魔法社」は社員が快適に働けるように、「キレイ・カイテキ・カイホウテキ」のNEW3Kをスローガンに職場環境を改善した超ホワイト企業だった。


さらに、フランツが試しに使い魔を召喚したところ、上級悪魔であるサキュバスのセルリアを召喚し、黒魔法の適性が高いことが判明する。


こうして、ネクログラント社に入社したフランツは、ケルベロス娘の社長ケルケルやセルリア達とともに、時には社会の荒波に立ち向かいながらも、楽しく社会人生活を送っていく。


登場人物

ネクログラント黒魔法社

  • フランツ

物語の主人公で「王都国際魔法学校」出身の新米魔法使い。成績優秀だったがコミュ力が皆無だったため、就職活動では面接で30社以上連敗中だった。

リーザの紹介でケルケルの面接を受け内定を獲得し、卒業後にネクログラント社に入社。精力的に働きながら様々な問題の解決に取り組む。

上級悪魔であるセルリアやメアリを召喚したりと黒魔法の素質が非常に高いのだが、後に先祖が優秀な黒魔法使いであることが判明している。

真面目で心優しい性格で、努力家で正義感も強い。


  • セルリア

センシティブな作品

物語のメインヒロイン。ただし、他の女性キャラがメインの章も多いため、出番が少なめなこともある。

サキュバスの名家「オルべイン家」のお嬢様。ナイスバディに清楚な顔立ち。性的なことも含めて公私にわたり献身的にフランツを支える良妻賢母な人。ネクログラント社ではアルバイト扱い。

フランツに使い魔として召喚されたが、優しいフランツに本気で惚れており、「使い魔と主」というよりは「相思相愛の若いカップル」(漫画版ではフランツに一目ぼれしたかのように描写されている)。

サキュバスであるためフランツが半ば成り行きで他の女性と「サキュバス的なこと」をするのには寛容どころか歓迎している(曰く「ご主人様の『性長』はむしろアリ」)。ただし自分はフランツ一筋。

web版では後にフランツと結婚している。


  • メアリ

黒魔法離れ2

正式名称は『名状しがたき悪夢の祖』という伝説の悪魔で、メアリは愛称。フランツが半ば誤って召喚してしまった。外見は14歳くらいの少女で、一人称は「わらわ」だが、口調は普通のツンデレ娘。

実の兄に禁断の恋心を抱き、告白したところ兄が自分のところを去って行ったという過去を抱えていた。

どこか兄の面影のあるフランツが気になっていたが、彼女もすぐに本気でフランツに惚れ、召喚時の契約終了後もフランツと同棲し、ネクログラント社に入社する。伝説の悪魔は伊達ではなく、天才揃いのネクログラント社でも最強の存在。

セルリアほど性には寛容ではなく、フランツが他の女性と「サキュバス的なこと」をするのに少しだけヤキモチを焼くことも。


  • ケルケル

ネクログラント黒魔法社の社長。16,7歳くらいの小柄な犬耳少女に見えるがそれは仮の姿で、実年齢は5世紀ケルベロス

真面目で社員の事を第一に考える経営者の鏡のような人。


  • ファーフィスターニャ

長い黒髪の人間の女性。落ち着いた雰囲気‥‥に見えるがどこか変でマイペースな性格。

実はかなりの天才黒魔法使いで、編み物に魔方陣を組み込んだマジックアイテム作成が得意。

実年齢は70代だが、胸の大きさを代価に黒魔法で若返っており、見た目は20代半ば。

貧乳キャラのはずなのだが、漫画版ではそれでも十分に大きい。本当に若かったときはどれほどだったのか‥‥。


  • トトト

陽気なダークエルフの女性。普段は下着同然の露出度の高い服を好んで着る上に、家では裸で過ごす裸族

ドラゴンスケルトンの「天翔号」でドラゴンスケルトン運輸を担当している。

元は天翔号で友人のエルフと共に走り屋「癒愚怒羅獅琉(ユグドラシル)」をしていたが、友人が事故死し、紆余曲折を経てケルケルに拾われたという過去を持つ。


  • クルーニャ

そばかす顔の少女。魔法使いでない一般市民。

彼氏に騙されて一文無しになり、自殺しようとしたのをフランツが助けた。その後、フランツがケルケルに直談判し、ネクログラント社で住み込みのアルバイト(掃除担当)として働くことになった。

フランツたちに感謝しつつも、甘えてばかりではなく早く自立しようと就活もしているが、働き先がブラックバイトやブラック企業ばかりで、悲惨な目に会ってばかりの薄幸少女。


その他

  • リーザ

魔法学園の食事担当(漫画版では寮母)。フランツより少しだけ年上で「リーザちゃん」と呼ばれる。

ケルケルとはカフェ友達で、就活に困っていたフランツに彼女を紹介する。


外部リンク

若者の黒魔法離れが深刻ですが、就職してみたら待遇いいし、社長も使い魔もかわいくて最高です!


関連タグ

小説家になろう

サラリーマン

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