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蒼穹紅蓮隊の編集履歴

2018-08-22 10:20:19 バージョン

蒼穹紅蓮隊

そうきゅうぐれんたい

『蒼穹紅蓮隊』とは、1996年にライジング(現:エイティング)より発売された業務用シューティングゲームの事。

俺たち危険代行部隊。敵迎撃が会社の業務さ!

概要

1996年9月に業務用作品としてライジング(現:エイティング)から発売された横画面方式の縦スクロール方式のシューティングゲームで、セガサターン(以下:SS)と互換性のあるST-V基板が採用されている。


海外では『Terra Diver』のタイトルで発売されているが、自機選択画面でのパイロットのイラストが削除される等細部が日本版とは異なっている。BGMは『伝説のオウガバトル』や『レイディアントシルバーガン』等の数々のゲームミュージックの楽曲を手がけた崎元仁が担当。


また、ゲーム中ではステージ開始時やステージクリア時に『新世紀エヴァンゲリオン』さながらに太文字の明朝体による字幕が挿入されるが、開発者の話では同作品の模倣やオマージュ等ではなく偶然の一致との事。


アーケード版の稼動開始から翌年の1997年2月にはSS移植版がエレクトロニック・アーツ・ビクターより発売され、同年12月にはSS版『バトルガレッガ』の体験版等が追加された廉価版の『蒼穹紅蓮隊 御得用』が発売された。また、データイーストからはプレイステーション(以下:PS)用移植版『蒼穹紅蓮隊 黄武出撃』が1997年12月に発売。設定上では名前のみが存在していた黄武が自機として使用可能となり、新たなステージとボス、そしてステージクリア後のデモムービー等が追加されている。(ナレーションは長沢美樹


N.A.L.S.

N.A.L.S.とはNo Blindspot All range Laser System(全方位照準固定システム)の略称。ショットボタンを押したままにするとワイヤーフレーム状のウェブ(ロックオンサイト)が展開され、ウェブの範囲内に敵を重ねると捉えた敵をロックオンし、ボタンを離すとロックオンした敵に対し各種誘導弾を発射して攻撃を行う。


N.A.L.S.で撃破した敵の数が4機以上であればスコアに倍率がかかるが、撃破した敵の数が2機以下だと獲得するスコアが1/2に減点されてしまう。


N.A.L.S.の名が示す通りウェブは自機の全方位に指向可能で、ショットの届かない高高度や低高度の敵も攻撃可能。更にロックオン可能範囲を重視した拡散型とロックオン可能範囲が狭い代わりに威力を重視した集中型の2タイプに常時切り替える事ができる。


ただし、ボタンを押したままにするという性質上ウェブ展開時はショットを撃つ事が不可能で、敵の誘導ミサイル(ショットで撃墜可能)が飛び交うような場面では無防備となってしまう。


ボム

言わずと知れた有限武装。自機の前方に巨大な火球を発生させて範囲内の敵にダメージを与え、敵弾を消滅させる効果を持つ。また、ウェブを展開した状態でボムを撃つと形態が変化し、敵をロックオンしていない状態では自機周囲に円形状に小ボムをばら撒き、敵をロックオンしている状態ではロックした敵に向かって小ボムが飛んでいく。ただし、ボムで撃破した際に加算されるスコアは例外無く1/4にまで減点されてしまう。


自機

※パイロットの解説に関しては各リンク先を参照。

S.O.Q-004 屠龍(トリュウ)

蒼穹紅蓮隊:屠竜

拡散型ウェブ:半自立荷電曳導弾(EI-DOU)

集中型ウェブ:渦状磁界重粒子弾(PINPOINT)

最大ロックオン数:6

パイロット:八指多 薫(ヤシダ カオル)


最大ロックオン可能数は各機中最も少なく突出した能力こそ無いが、クセが無く扱いやすい機体。

S.O.Q-010 紫電(シデン)

未来の亜細亜の彗星様がお通りです。死にたくなけりゃどきやがれ。

拡散型ウェブ:全天熱光留照射機(ALLRANGE)

集中型ウェブ:自己索識膨粒子弾(BOU-RYU)

最大ロックオン数:7

パイロット:朏 良太(ミカヅキ リョウタ)


移動スピードが速く、全方向をロックオン可能な全天熱光留照射機(ALLRANGE)持つが、総合的な火力は他の2機よりも劣る為、その火力不足を補う為にマイクロミサイルポッドを追加搭載している(ショットと同時に発射されるサブウェポン扱い)。

S.O.Q-025 鵬牙(ホウガ)

拡散型ウェブ:無死角偏重粒子弾(RANDOM)

集中型ウェブ:索導粒荷無双砲弾(MU-SOU)

最大ロックオン数:8

パイロット:国村 リカ


ロックオン可能数が多く攻撃力に優れるが、移動速度は遅くウェブも扱いが難しいものとなっている。

S.O.Q-026 黄武(オウブ)

拡散型ウェブ:?(HO-SEN)

集中型ウェブ:?(OUKA)

最大ロックオン数:9

パイロット:下新居田 哲生(シモニイダ テツオ)


PS版でのみ使用可能な機体。

最後発という事もあってか、前述の3機の長所を兼ね備えた最強の機体となっている。


クロスオーバー

2016年1月14日に角川ゲームスより発売された『ダライアスバースト クロニクルセイバーズ』のDLCモードで使用可能なエイティングの歴代STG『魔法大作戦』と『バトルガレッガ』の自機と共に参戦(PlayStation Storeにて324円で発売、3種セットのエイティングパックは777円)。


使用できるのは屠龍(ゲーム中では「TO-RYU」と記載)のみだが、N.A.L.S.を使った攻撃はバッチリ再現されており、ロックオンで敵を倒した際にかかるスコアの倍率は5倍にまで増え、基本倍率と併せて最大80倍にまで達する。更にロックオンでの撃破数が少ない時の減点は無くなり、ウェブ展開中でもショットを撃つ事が可能になっている。


ボムは原作のようなストック方式ではなく敵にダメージを与えると増加するゲージが満タンになると使用可能になる方式に変更された。ボムで敵を撃破した際の減点は無くなり、スコアに3倍の倍率がかかるようになった(最大で48倍)。


ちなみに『蒼穹紅蓮隊』専用ステージ選択時に限り、ボス戦突入時のWARNING!が原作と同様の明朝体による日本語表記に変わる演出がある。


関連動画

オープニング(黄武出撃)

外部リンク

作品紹介<ステージ紹介や用語辞典あり>

wikipedia

関連タグ

ライジング エイティング シューティングゲーム

中小企業 環境保護団体 テロリスト サイバーパンク

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