概要
安倍晋三首相の辞任に当たって、朝日新聞(2007年9月24日付)に掲載された石原壮一郎の「『アタシ、もうアベしちゃおうかな』という言葉があちこちで聞こえる」という談話を紹介したが、この時点でマスコミ・ネット上などで「アベする」の使用実態はほとんど無く、「朝日新聞と石原壮一郎の捏造」として各所が炎上する騒ぎになった。この捏造騒ぎにおいて朝日新聞を揶揄するフレーズとして「アサヒる」というスラングが作られた。
安倍首相はこの事件の前から朝日新聞に目の敵にされており、2018年現在も変わりない。
なお、朝日新聞の捏造に関しては、この事件以前にもカメラマンが自作自演で珊瑚に傷をつける事件(朝日新聞珊瑚記事捏造事件)があり、今も尚ネット上では批判・揶揄されている。
(捏造報道は他の新聞社にも共通する問題ではあるが)
その後2012年6月8日の記事でも、朝日新聞は任天堂の岩田社長にインタビューをとっていないにも関わらずインタビュー仕立てにした記事を掲載したことで抗議を受けたが、朝日新聞が記事を訂正・謝罪したのは抗議から2年後の2014年9月14日だった。同じく捏造で任天堂から抗議されたはちま起稿は抗議された翌日に記事を訂正しており、ゲーム系迷惑サイトにも劣る報道倫理を露呈している。
2018年には、ウイグル人に対する礼儀を著しく欠いた「ウイグル問題、進めるべきは民族融和」などという社説を発表した。『融和』というのは「融けて一つに混じり合う」ことを意味する言葉であり、中国政府による民族浄化・同化政策を支持したととられてもおかしくない社説である。