ガロ星人
うちゅうこんちゅう
データ
別名 | 身長 | 体重 | 出身地 | 演(人間態) |
---|---|---|---|---|
宇宙昆虫 | 40cm | 1.1kg | ガロ星 | 大滝明利 |
概要
平成ウルトラセブンシリーズ『1999最終章6部作』第2話「空飛ぶ大鉄塊」に登場。
その異名が示すように体長僅か40cmの昆虫を思わせる容姿をした小型の宇宙人。
肉体的には極めて脆弱な種族であるため複数で行動することが多いが、その外見からはうかがい知れない程の高い知性を持っており、他の知的生命体や機械に取りついて自分の手足の様に操る事が出来る特殊能力を持っている。
20年以上前から地球侵略を目論み暗躍していたが、地球防衛軍が強硬に推し進める『フレンドシップ計画』という名の宇宙侵略作戦を恐れて先に地球を占領しようと行動を活発化。
キュルウ星人が数十年前に執筆した空想科学小説『空飛ぶ大鉄塊』に目を付けると、そこに書かれていた『大鉄塊』の設計図を基に本来はキュルウ星人の乗り物である大鉄塊を侵略兵器として完成させてしまった。
しかし作ったのは良いが、肝心要の大鉄塊の制御方法が分からなかったため完全にコントロール下に置くことが出来ず、小説も設計図しか乗っていない上巻しか出版されていなかったため、大鉄塊の制御法が記されているであろう下巻を探し出そうとし、それが無いと知るとそれを知っている執筆者のキュルウ星人を探し出すためにたまたま近くで釣りをしていた地球人の3人の若者に憑依して暗躍していた。
そして遂にキュルウ星人を発見するが、カザモリ隊員に邪魔をされ3人の同胞が『ウルトラガン』で射殺されるも、その後、(セブンを助ける為に故意に彼らに捕まる事を望んだ) キュルウ星人を捉えることに成功。
キュルウ星人を支配下に置いて大鉄塊を地上へと出現させウルトラセブンと対峙するが、彼の強い精神力により完全に支配下に置く事は敵わず、大鉄塊のコントロールを奪われてしまい、最後は大鉄塊共々爆散し、全滅した。