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泰麒の編集履歴

2018-11-24 21:02:33 バージョン

泰麒

たいき

小野不由美著の小説『十二国記』の登場人物。

概要

CV:釘宮理恵


戴極国麒麟

蓬莱での名前は高里要。字は蒿里黒麒麟の胎果。

10歳の時、祖母に家から閉め出され雪の降る庭でたたずんでいたところを、廉麟の助力を得た自身の女怪汕子によって蓬山に連れ戻される。


10年もの月日を人として蓬莱で過ごしたため、麒麟の獣としての本能や十二国側の常識などを知らず、それが原因で苦悩することになった。


実は、慶王陽子より一学年下の年齢である。


風の海_迷宮の岸」においての主人公。












ネタバレ注意

1.「黄昏の岸_暁の天

阿戦の起こした謀反により泰王驍宗、泰麒・蒿里は行方不明、王位についた阿戦の圧政により国は乱れ、妖魔が出没し民を苦しめても関心を示さないありさまとなった。

当然、反阿戦の組織はいくつもできたが、さながら「砂上の楼閣」であるかのように次々に瓦解、反阿戦の組織を主導した女将軍・李斎は国から逃亡、慶国に助けを求めた。


事情を察した景王・陽子は協力を約束、他国と図って泰麒捜索に着手した。

その結果、謀反直後に阿戦と会った泰麒は角を斬られ、そのショックで「麒麟」としての力と「記憶」を失い、無意識に蓬莱(日本)へと逃げていたことが判明した。

2.「魔性の子

蒿里(高里要)が実家から失踪して1年、彼は真裸で帰ってきた。

失踪していた期間の記憶はまったくなく、6年の月日がたっていく。

その間、要は家族だけでなく学校でも孤立し、彼に悪意をもつ人物は謎の死を遂げていた。

その不気味さにますます要は孤立、そうこうするうちに延王尚隆が要を迎えに来たことにより、要の正体が「戴国」の「麒麟」であることが判明した。

3.「黄昏の岸 暁の天」

慶国に身を寄せた要(泰麒)の姿に景麒延麒をはじめとする麒麟は驚愕、蓬莱に逃れていた間、泰麒は「人」と同じ能力しかもたず、禁忌ともいえる「肉」を食し、使令の傲濫が「要を害するものを殺害」したことにより「穢れ」による病を発症していた。

女神・西王母は「穢れ」の病を祓ったが、角を直すことはできなかったうえ、「他国を侵すべからず」という絶対的な不文律もあることから、景王・陽子は「戴国」に帰る泰麒と李斎を見送ることしかできなかった。


関連イラスト

泰麒!!

黑麒麟泰麒


関連タグ

十二国記 魔性の子 小野不由美

麒麟 蒿里 驍宗 汕子 傲濫

風の海_迷宮の岸 黄昏の岸_暁の天 冬栄

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