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小野不由美著のミステリーホラー小説

1991年9月25日、新潮文庫として発刊される。

1997年6月25日、マーキュリーミュージックエンタテイメントにてドラマCDが発売される。

2012年7月1日、新潮文庫より「月の影_影の海」とともに新装版発売。


十二国記』シリーズの外伝的扱いになっている。

アニメ版『十二国記』の「風の海_迷宮の岸」作中では「同時期の蓬莱の出来事」(杉本優香視点の外伝的物語)として本作の一部エピソードが映像化、闇の声の「おまえはタイホの敵か?」との問いに、「いいえ、私は景王の友だち」と答える杉本の姿が挿入された。


あらすじ

教育実習のため母校に戻った広瀬は、教室で孤立している不思議な生徒・高里を知る。

彼をいじめた者は“報復”ともいえる不慮の事故に遭うので、“高里は崇る”と恐れられているのだ。

広瀬は彼をかばおうとするが、次々に凄惨な事件が起こり始めた。

幼少の頃に高里が体験した“神隠し”が原因らしいのだが…。


彼の周りに現れる白い手は?彼の本当の居場所は何拠なのだろうか?

主要登場人物

広瀬(ひろせ)

 舞台となる高校に、教育実習生としてやってきた人物。


高里要(たかさとかなめ)

 幼いころ1年間「神隠し」にあったという高校2年生の少年。その間の記憶がない。


高里卓(たかさとすぐる)

 要の弟。素行が悪く温和な兄にも暴力をふるうが、本能的に兄を恐れている節がある。


高里の祖母

 故人。「かわいげがない」と要を徹底的にきらう一方、極端に卓を溺愛しており、雪が降るなか、家を閉め出すなど、理不尽な罰を加えることも少なくなかった。


高里の両親

 亡くなった母や卓が要に暴力をふるうのを止められずに黙認、これらの事情により要は家庭でも孤立している。

 

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高里要 十二国記

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