営繕かるかや怪異譚
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えいぜんかるかやかいいたん
『営繕かるかや怪異譚』とは、小野不由美作の小説である。
「家」や「もの」に棲みついた怪異を、営繕屋尾端が解決するオムニバス形式の和風ホラー。
KADOKAWAより単行本3巻、角川文庫で2巻が刊行中。
加藤和恵作画で漫画化もしている。
作中では怪異を「祓う」のではなく、手を加える事で出来うる限り「共存」或いは「鎮静」させるやり方で (さながら永く家に住み着いた事で生じた障りや疵を修復する様に) 折り合いをつける方式が取られている。
その為話によっては遭遇した怪異の正体も曖昧なままだったり、後味が良くないまま終わる場合もある。
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