『東亰異聞』(とうけいいぶん)は、1994年4月に新潮社から出版された小野不由美作の小説である。
実在の人物も登場するが、本作との関係は無い。
梶原にきにより漫画化されている。『月刊コミックバーズ』2001年10月号〜2003年8月号まで連載。
物語
帝都・東亰、その誕生から二十九年。夜が人のものであった時代は終わった。
人を突き落とし全身火だるまで姿を消す火炎魔人。
夜道で辻斬りの所業をはたらく闇御前。
さらには人魂売りやら首遣いだの魑魅魍魎が跋扈する街・東亰。
新聞記者の平河は、その奇怪な事件を追ううちに、鷹司公爵家のお家騒動に行き当たる……。