業界屈指のラインナップを誇る新潮社の文庫レーベル。特に文学作品を探したければ、まず新潮文庫を見れば間違いないというほど。三島由紀夫など新潮文庫でしか作品が見つからない作者も少なくない。
また、旧仮名遣いの近代文学作品などは読みやすく書き改める方針があり、凝然(じっと)など昨今ではかな書きしているものは仮名書きに改めている。一方で、昨今では差別的だとされるような言葉遣いでも、それは作者を尊重し、書き換えたりはしていない。
一方で絶版書籍が非常に多く、しかも一度絶版すると、なかなか再販してくれないというファン泣かせの部分もある。幸い、図書館で借りるという手はある。
Yonda?というマスコットのパンダも知られる。