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黄昏の岸_暁の天

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たそがれのきしあかつきのそら

小野不由美氏・著のファンタジー小説で、「十二国記」シリーズの作品タイトル。 講談社文庫、講談社X文庫ホワイトハートより出版。

概要

十二国記シリーズの6作目(「魔性の子」を除く)。

時系列的には「風の万里_黎明の空」後の物語。

慶国の女王・中嶋陽子の元へ、戴国の将軍・李斎が戴国を救って欲しいと嘆願に訪れる。

シリーズにおけるエピソードゼロ「魔性の子」の十二国側。

「魔性の子」を読む事でより一層ストーリーに厚みが増すが、読んでいなくとも問題はない。

ストーリー

「和州の乱」から1年、慶東国王中嶋陽子は国権を私していた冢宰・靖共を更迭、新たな冢宰に前麦州州候・浩瀚を登用、国政の建て直しに乗り出していた。

そんな彼女のもとに戴極国から予期せぬ客が訪れる。

客の名は李斎泰王驍宗泰麒に仕える女将軍であり、泰王・泰麒の行方不明後に即位した偽王・阿選打倒の兵を慶国から借り受けたいとの要望だった。

しかし、その要望は「どのような理由であれ、他国の兵が他国を侵してならぬ」という"覿面の罪"に当たり、犯せば即座に王と麒麟両方が惨死するほどの大罪であった。

景王・陽子の誠実さに接した李斎は自らが犯そうとした罪を恥じ、陽子に覿面の罪を犯させようとしたことを告白。改めて泰麒捜索の協力を要請し、陽子も李斎に協力を約束した。

陽子は慶国だけでなく隣国の雁州国にも協力を要請。奏南国範西国恭州国才州国漣極国も捜索に協力することとなった。

一国の麒麟を救う為、十二国全土を巻き込んだ大救出作戦が始まる。

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