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尚隆(十二国記)

本名は小松尚隆(こまつなおたか)。蓬莱では瀬戸内の国人水軍、小松氏の後継ぎだった。

自分の実家の滅亡を目の当たりにし、延麒六太に自分一人だけ助け出されて選定を受ける。

人口が本来の1/10の30万人まで減り、凌雲山が折れたと言う意味の『折山』と言われるほど荒廃し一度滅びたと言われる雁国を立てなおし、五百年の大王朝を築き上げた人物。十二国一の剣客としても有名だったりする。

やることはしっかりやっているが、衣服の簡素化を要求して官吏と300年の戦いの末に折り合いを付けたり、『風漢』という偽名を使ってしょっちゅう市井を出歩いて官吏の頭痛の種になるなど、王様らしからぬ行動を繰り返している。気軽に行ってはならない外国に赴くこともしばしば。

時折、刹那的な一面を垣間見ることがある。

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    治世二百年の延主従のお話です。※女性向け表現がございますので、苦手な方はご注意下さい。
  • 十二国記15のお題

    麒麟の憂鬱・改版

    十二国記15のお題3.麒麟の憂鬱の改版です。 なんだか無性に直したくなってしまって中身の順番を入れ替えて加筆してます。 印象がけっこう違うので、差し替えではなく新規投稿にしました。 せっかくブックマークしていただいているので、旧版もそのまま残します。 お題は紫黒さま[http://topaz.raindrop.jp/shikoku/index.html]からお借りしました。 直したはいいけど、どっちがいいのかは自分ではよく判らないね!(爆)
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    【テニプリ】 前史 還る場所 【十二国記】

    今回は尚隆の話。 あの時何を思ったのか。 シリーズですがこの話だけなら単純に十二国記の尚隆の話としても読めます。 黄昏の岸の時の話です 私が、尚隆を余人の到底及ばぬ傑物と思う理由は、実は黄昏の岸にあります。 黄昏の岸の一文。 “波に翻弄されている岸と、岸に向かって広がる街と。 故国を時間の中に沈め、現れた異国に、彼は目礼をする。国と人の弔いに代えて――” さてこの一文、尚隆は誰に、目礼をしたのでしょう? 故国を時間の中に沈めてしまった異国の、その人達に、尚隆は多分目礼をしたのだと思うのです。自分が蓬莱に渡ったことで、この蝕で死んでしまう人が居るかもしれないから。 自分はそれには、なんの責任も背負ってはやれないから。 もはや無い自分の国と、そして今、現実に、亡くなったかもしれない、自分の国の民ではない、けれど自分が『死なせた』人への弔いに、代えて。 目礼とは主に敬意を示す。 敬意と感謝。その対象は多分、自分故国に対してだけではない。 最初に読んだときから私はそう思ったの。 だってその前にわざわざ、書いてあるんだよ。 “すでに国はなく民もなく、まして知人の一人もいない。ならばそこは、紛れもなく異国だ。” 異国の街を振り返って、“目礼”したんだ。 自分の故郷が異国になっていても、自分の民を思うのと同じように。 だから、尚隆が雁の王なんだ。 小松の若様のまま、雁の王で在れる理由。 執筆中のこのシリーズとしてはどうして、何を思って1000年を生きたのか。 とってもみじかいけれど、入れるなら絶対ここだと思った。 そしてこれから蓬莱に行くキャラ達に繋がる話。 尚隆がどういう人か、伝わってくれるといいな。同じ考えの人いるかな?
  • 「延帝の紅瓊」シリーズ

    番外編01「幽玄の宮に吹く新風」

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    10,924文字pixiv小説作品
  • 浪の下の国

    尚隆の治世40年前後の頃。 瀬戸内の海を思う尚隆、そして六太は…という感じの話です。 Twitterの『十二国記版深夜の創作60分一本勝負』企画に参加いたしました。お題は『海』です。 そちらに大幅に加筆しました。3倍ちょっとくらい。企画参加時のものは1ページ目です。少し修正。 ───── 小松氏が平氏の裔を名乗っていたことと、常世の国などの日本古来の海上(海中)他界観が、主な着想元。 題は平家物語の、『浪の下にも都のさぶらふぞ』という言葉からです。 うっかり以前書いた『春思』と冒頭の構造が少し似てしまいました…話は全然違いますが…Twitterに上げてしばらくしてから気づきました…こういうのが好きだから書きがちなんだと思いますが、しばらく書かないように気をつけたいです… 表紙はこちらからお借りしました!https://www.pixiv.net/member_illust.php?mode=medium&illust_id=73287354
  • 戴極国(『白銀』刊行以前の過去作品)

    荒籬の遭遇

    驍宗の昇山から現在(赤楽三年)に至るまでの話。『風の海 迷宮の岸』の妄想幕の内。 ついでに『黄昏』あたりの妄想も混じっています。 なお、書いている人間は戴国においては「李斎至上主義」でござる。十二国全体にすると陽子至上主義なんですが、こと戴においては李斎が至上でござる。申し訳ない。李斎がいなかったら戴国は滅びていたと本気で思っています。『白銀』を読み終わった後、その思いはさらに強くなりました。大好きなんだ、李斎。 なのでうっすら驍宗×李斎の雰囲気が漂っていますが、全くの「片思い(どちらとは申しませんが)なのであえてCP表記はしておりません。でも、苦手な方はご注意ください。 ※こちらの設定はそのままにしてかなり改稿したものを冊子にまとめました。 『輪の軌轍』https://koueishkyoku.booth.pm/items/1806063です。 よろしければご覧ください。
  • 十二国記15のお題

    いつか、あの場所へ

    十二国記15のお題、1個目です。 元州の乱から間もなくの玄英宮です。 お題は紫黒さま[http://topaz.raindrop.jp/shikoku/index.html]からお借りしました。 6/10 微妙に加筆。勢いだけで書いてはいかんね…。
  • The Twelve Kingdoms

    Another World Part 59 ~薬師の里~ 前編

    基本、延王‐尚隆(LOVE)の momonga world なので、延陽のめくるめき妄想と捏造の世界です。 二次小説なんですもの、原作に忠実、なワケありません。 でも、延陽が苦手な方は、お戻り下さいませね。 何でもOKという強者だけお進み下さいませ。 ( ̄^ ̄)ゞ ようこそ momonga world へ  momonga world へ ようこそ
  • お題 短編集

    成笙で十のお題

    白銀完結一周年記念、おめでとうございます!! 何のお祝いにもなりませんが、昔の作品を投下します。 大昔に書いたお題のSS集です。1~10のお題が一つの流れになっています。 成笙のお題のこぼれ話は帷湍の御題の平仮名VER.の方に書いています。というか、表裏をなしてつながっています。(「尚隆に嫁さん探そう友の会」の昔日の姿というべきか……) 平仮名VER.と漢字VER.(https://www.pixiv.net/novel/show.php?id=12828222)も微妙につながっているのですが(漢字VER.は一気に赤楽300年設定に飛ぶので、帷湍が陽子に向かって昔話をしていた…ってことで、平仮名VER.から漢字VER.に移ります)、平仮名VER.はむしろ成笙のお題と緊密な関係を持っていますので、よろしければそちらもどうぞご覧ください。 (サイトからそのまま転載しているので読みづらくてもご容赦ください) 配布元 成笙で十のお題 さま http://www5e.biglobe.ne.jp/~kurione/ryu/12/3/odai.htm
  • 『梅蜜氷屋・天ノ御膝元』備忘録

    十二国記初投稿!主役は六太かな?夏の終わりにほっこりする話が書きたかったのに、ギャグ要素も増えてしまいました。泰王が戻り一件落着した後の設定で書いてますが、話とはあまり関わりないかも。十二国記は調べものが多くて難しかった…それでもだいぶ勉強不足な上に、オリジナル設定盛り沢山なお話なので色々許せる方向けです。
    21,824文字pixiv小説作品
  • 引っ掻き傷(他4篇)

    Twitterのほうに載せた掌篇を、五つ。それぞれ独立したおはなしです。 今回は、尚朱っぽいものをまとめてます…! (※直接描写はありませんが、性的関係を匂わせる表現があります。苦手な方はご注意ください!)
  • 十二国記

    祖国喪失者

    初投稿です。右見て左見てササっと置いて逃げようかと。 泰麒の帰国は、いろんなところに波紋をもたらしたんじゃないかな、と。朱衡好きです。腐ってないつもりですが…どうでしょう(聞くな)
  • 連作「七夕」

    星祭

    十二国記二次小説です。 本日は北の国のほとんどの地域で七夕なので旧作を出してみます。 「短冊」の続編です。 微妙に尚陽です。苦手な方はご注意を。
  • 延王来談

    景麒と仲違いした陽子の元に「相談相手が欲しかろう」と延王が訪れるが、その顔は面白がっている様にしか見えなかった。

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