概要
作詞：畑亜貴 / 作曲・編曲：EFFY / 曲：Aqours
アニメラブライブ!サンシャイン!!2期第3話の挿入歌で、略称は『MY舞』、『マイマイ』、『マイトゥナ』など。
曲調は和ロック。
センターは黒澤姉妹によるWセンター形式で、2人ともセンターを飾るのはこの曲が初めて。
『未熟DREAMER』に次ぐ和をコンセプトとしたもので、今回は花魁や阿波踊りの着物にさらに露出を足したような雰囲気。
髪はかんざしや和小物で纏め、鞠莉・ダイヤ・果南・花丸は後ろ髪を大きくアレンジ。衣装の生地はレザー、下履きがスパッツのみ、足は右近下駄風の靴と白ハイソックスという大胆さが魅力である。
アニメ2期オフィシャルブックの坂井和男氏のインタビューによると「ルビィはちょっと毒のあるデザインが好き」。藤井智之氏のインタビューでは外見の変更のためヘアアレンジが決定したが費用や時間の都合でウィッグを足した程度になり、果南は『HAPPY PARTY TRAIN』の3Dモデルが改造されて壺振り風になった。
千歌は髪型やアクセサリーがみかんづくしで着物がツツジ柄の静岡ご当地仕様。
スパッツなのでMVでカメラが股下を通る絵が実現。
番傘のような天井の小ドーム会場でステージ中央は赤い背景、一面の橙色の照明が衣装やピアスを光らせ、場面転換は炎型のワイプや琴線のカットで行う、情熱的な和が強調されたMVだ。
会場のモデルは伊豆市の「狩野ドーム」。ステージ背景までほとんど実物通り。
アニメエピソード
アニメ作中では1ヶ月後に迫るラブライブ予備予選用に作られた曲であり、2期2話で1年生と3年生の6人が(その1週間前開催の学校説明会用の曲を作る2年生の負担を減らす為に)集まり、寺での合宿で一晩徹夜し作詞作曲して生まれた。
本番直前、この衣装を着たダイヤを目にした衣装担当のルビィは「ずっとずっと思ってたんだ、お姉ちゃん絶対似合うのに、って」と零した。
MVに映る曲・歌詞・衣装・ダンスは、2話で1年生＆3年生の6人が各々発案・意見した項目と、寺で見た物、作曲作業中に感じた事の数々が、2話の苦悩の末に導き出した「全部違ってバラバラだけど一つ一つが調和して一つの曲になっていく」を題材に、出来る限りすべて取り入れられて完成したと結論付けられる構成になっている。
(※推測を含みます)
- イントロ・サビメロディ ─ 雨漏りの音
- Aメロの1年＆3年の手 ─ 雨漏りの雫
- 和ロック ─ 鞠莉作曲のハードロック、花丸の歌詞、寺の雰囲気
- 激しめの曲調、「踊れ」 ─ 鞠莉と果南希望の体を動かしたくなる曲調、2年前の作詞担当は果南
- 琴や尺八 ─ ダイヤの「そこにお琴を！」発言
- Aメロのダイヤソロの無音 ─ 花丸の歌詞コンセプトの「無」
- 「焔」 ─ 寺の照明の火、善子の作詞？
- 「人は生まれてきたの」 ─ 花丸の歌詞から哲学
- 「奇跡」「諦めない心」 ─ 2期1話のAqoursの誓い
- イントロ・アウトロの全員の指 ─ 寺の仏像から、仏像の印相風に
- 鞠莉のエアギター振付 ─ 鞠莉のロック好き
- Aメロの1年＆3年の配置 ─ 6人構成で、ダイヤ＆善子、鞠莉＆花丸、果南＆ルビィ。仲良しコンビがひとつもない
- 善子の腕輪の黒猫 ─ 果南が見つけた黒猫
- 和服衣装 ─ 2期2話で語られた2年前のルビィの衣装作り手伝いと未熟DREAMER
- 黒澤姉妹センター ─ 合宿中終始まとめ役だった2人
- 果南・鞠莉・善子・花丸の4人が抜けてもカバーできそうなフォーメーション構成(Aメロ前半除く) ─ 2期3話の話の展開から。2話では意見が纏まらなかった4人組
- サビでダイヤが花丸＆善子側に、ルビィが果南＆鞠莉側に立つ(浦ラジ第83回 小宮有紗さんより) ─ Aメロ同様あえて入れ替えている可能性
浦ラジ第83回のお便りコーナーで、このような考察の箇条書きメールが取り上げられている。
CD情報
収録CDは2017年11月29日発売。
アニメ挿入曲恒例の両A面シングルなので、6話挿入曲『MIRACLE WAVE』とのセット。
2番以降は各学年パートがメインになる。
ライブ披露
担当声優による三次元ライブ版は3rdライブツアーが初披露である。
本ツアーは他の2期アニメ曲が衣装再現の必要のある曲が多かったせいだろうか、そして髪型変更の都合が付かなかったからか、この曲の衣装は『未来の僕らは知ってるよ』のままになった。
4thライブでは衣装再現された。
ダンスは2番以降も手の動きが強調された振付。落ちサビでは3人×3段(上から3年生・1年生・2年生)の四角フォーメーションを作る。
関連動画
CM60秒ver.
