「過ぎた栄光を再び手にするまで 勇往邁進を止めてはならん!」
CV:大原さやか
概要
2017年11月に公式ツイッターから実装がアナウンスされた。
アヴローラにつづき、第一次世界大戦以前のSSR艦の実装である。告知によると「時代感覚がズレている」らしい。
重桜勢力初のSSR戦艦であるが事前に公開されたスペック(戦闘性能)は非常に低く(火力:B、耐久:B)、とてもSSRとは思えないものであった。
そのためアヴローラのように数値上の性能をひっくり返す凶悪なスキルを持つ可能性が期待された。
キャラクター像
先の大戦で連合艦隊の旗艦として勇名を馳せ「軍神」と称された伝説的な存在。
陽気で気さくながらも、威厳をたたえた女性。後輩たちからは「三笠大先輩」と呼ばれる。
戦闘においては頼りになるが、流行には疎く、常識がズレてるところも。
一人称が「我」であり、よく四字熟語を織り交ぜた古風な言葉遣いをする。
…が、親密度がかなり高くなってくると若干態度が軟化。
普通の女性とあまり変わらない口調になり、一人称も「私」になったりする。こっちの方が地の性格なのかもしれない。
所属陣営は重桜だが、艦として生を受けたのはロイヤルである(カンレキでは英ヴィッカース社に依頼し建造されてから日本に渡っている)。そのためか、バレンタインデーに関しては一応知っていた。
一迅社『Febri』Vol.47とアンソロジーコミックの宣伝映像。
性能
戦闘性能は火力:B、耐久:B、雷装:E、対空:D、航空:E、回避:D
重桜のレア戦艦は火力:A、耐久:B、同時に限定実装されたSレアの比叡は火力:B、耐久:Aであり、ステータス値だけでいえば自分より低いレアリティの戦艦に劣る。
これはアズールレーンがモチーフとする第二次世界大戦時に活躍した他の軍艦と比べ旧式であることを反映しているのかもしれない。
そのためか打たれ弱さが目立つ。特に対空砲を装備できず、対空値も最低なので航空攻撃にとても弱い。本編ですら「艦載機?何ソレ美味しいの?」的な事を言っていた。
副砲を二つ装備できるため自爆ボートの迎撃は得意なので、対空は他の艦でフォローしよう。
「丁字戦法」は自分が主砲で攻撃する際、30パーセント(最大強化時60パーセント)で発動。8秒の間、自身含む戦艦、巡洋戦艦が敵に与えるダメージが5パーセント(最大20パーセント)増加する。
2018年6月現在、三笠の装填値は戦艦で最も高いため、主砲のリロード時間次第ではあるが大抵初めに攻撃できる。
クイーン・エリザベスと異なり、旗艦時にしか全体バフが発動せず、雷撃と航空の値を上げられないため、重桜の誇る空母勢や魚雷攻撃に長けた駆逐艦勢との相性は良くはない。
ただし火力値+20%、与ダメージ+20%の数値はどちらも強力で、スキルを上限まで鍛えた場合強烈な砲火力を発揮する。
前衛は、火力が高めの駆逐艦夕立、綾波が候補にあがる。重巡の高火力タイプには高雄型もいる。
雪風は主力艦が受けるダメージを減らし、さらに耐久が一定以下になると一度だけ回復させることができる。三笠の打たれ弱さをフォローできる他、本人のスペックもSSR相当に高い。
最上改は改造によって魚雷型なのに主砲砲座が増えるため砲火力が非常に高く、三笠のバフを最大限に活用できる。対空値もそれなりに高い。
現状、三笠艦隊の前衛はこの二人+1が最も安定するといえる。火力を追及するなら高雄型だが、重巡が二人いると速度がかなり遅くなるのでビーバーズエンブレムが半ば必須。
主力艦は、扶桑型、伊勢型の自バフ、他バフ持ちのレア重桜戦艦がいるため、彼女たちと組ませるといいだろう。
特に日向とペアを組むと、お互いのバフが重なり艦隊の重桜戦艦・巡洋戦艦の火力が常時35%、装填が20%上昇という破格の強化を得られる。日向は自身のバフも合わせると実に火力値が55%上がる。
さらに丁字戦法が発動すると与ダメージが20%上昇するので恐ろしいほどの攻撃力を得られる。
ただし山城は改造すると航空戦艦となり、「丁字戦法」のバフ対象から外れてしまうため注意。
他陣営ながら「丁字戦法」の巡洋戦艦バフには対応できるフッドも編成候補にあがるが、フッド等の弾幕スキルを持つ艦船はスキルの関係上威力を犠牲にした回転率の高い主砲を装備するのがベターで、丁字戦法に合わせるには主力全体の装備の調整が必要。正面に弾幕を発射するビッグセブンも、三笠を旗艦にすると軸が上下にズレるせいで使い勝手が落ちる。
フッドとは逆で、ジャン・バールがいる。
装填値は三笠を上回るが、実質専用砲の380mm四連装砲Mle1935が、戦艦の最良装備である406mm三連装砲mk6より二秒ほど遅いので、これを装備した三笠の砲撃の直後に発射できるため相性がいい。
総じてティルピッツ等の例外を除けば、弾幕を持たない戦艦全員と相性がいい。
ただし対空のフォローと、なにより複数の戦艦編成による膨大な燃費に注意。
ギャラリー
余談
最初に実装された際には『Misaka』と誤植、正しくは『Mikasa』であり……アップデートで該当箇所の修正を行うとの事。
その為か、以下の様なネタイラストが……。中の人は担当キャラが違うが出演していたりする別の意味でも中の人繋がりネタである。