ラピヌ(魔法少女たると☆マギカ)
らぴぬ
概要
タルトらフランス軍の宿敵である連合イングランド側に属する魔法少女。イザボー・ド・バヴィエールの娘の1人で、3姉妹の長女。
人物像
3人の中では最も小柄。フランス語で「ウサギ」を意味するその名前の通り、ウサギの仮面を身に付けている。
遺体を遊び道具にするなど倫理観が壊れている一面があるが、基本的には無邪気で妹想いな性格であり、姉として愛されている。
かつて魔女となった母イザボーに「お母さまを元に戻して」という願いをして魔法少女となった。
魔法少女として
魔女となっても、倒されるとまた魔法少女に戻るという、事実上不死身ともいえる固有魔法を持つ。ちなみに、この技は使う度に身体の成長がリセットされて幼い姿に戻ってしまう模様。長姉にも関わらず最も幼い外見なのはこのため。
また、魔女化前・魔女化後とも、他の魔法少女の変身を解除する『魔眼』と呼ばれる能力を使用する。
魔女化前には、ウサギの頭部を模した複数の浮遊するユニットから、魔女化後には、マントに浮かぶ眼模様と自身の両眼から、それぞれ発動する。
能力の特性上、視線上に対象がいないといけないため、死角を取られるとこの能力を封殺されてしまう。
この他、魔女時には「敵味方問わず全ての武器を取り上げ操る能力」と関係があるかもしれない。因みにその能力は冶金されたクロヴィスの剣とエリザの銃には効果が無かった。
片手で持てるサイズの2振りの鎌が武器。
なお、現実にあるものとして、エチオピア発祥のショーテルと呼ばれるものがこれに近い。
経歴
第12話にて、妹たちを差し置いて先陣を切ろうとしたが固有魔法を使う前にタルトたちによって呆気なく叩きのめされ、しかも魔女化までするという壮大な出オチをかました……と思いきや魔女が倒されたら元の魔法少女の姿に戻り復活。
コルボー脱落後、ミヌゥによって「コルボーはタルト達に殺された」と吹き込まれ、復讐の為に彼女達に襲いかかる。タルト一行と対戦した際には、「仇を取ってあげるからね」と叫びながら大暴れし、リズからコルボーを殺したのはミヌゥだと聞かされた際には(事実なのだが)更に激昂していた。
その不死身に近い能力でタルト達を追い詰めるが、最期はリズが自分ごと彼女を影の世界に封印したことにより倒される。