概要
還暦を過ぎても尚ネタが湯水の如くわき続ける鬼才。
1970~80年代から活躍していた、主に「サラリーマン4コマ」を得意とするベテラン4コマ作家は皆、2000年代に「萌え4コマ」の波に飲まれて消えていったが、この人だけは生き残った。
まさに「巨匠」たるゆえんである。
主な作品
まさし君
いたずら好きのしがない大学生・まさしがやらかすアホな行動に周りの面々が振り回される様子を描く。
風見しんご主演で単発テレビドラマ化されたことがある。
のんき君
内容的には「かりあげクン」と大差ない。もっとも、芳文社が本格的に4コマ漫画に力を入れるようになったきっかけの作品ではある。
明石家さんま主演で3度、単発テレビドラマ化されたことがある。
らくてんパパ
小太りのしがないサラリーマンとその家族が織りなすホームコメディ。
キップくん
ぶっちゃけ「かりあげクン」の鉄道マン(駅員)バージョン。
前川清主演の(単発)ホームドラマという形で2度実写化されているが、実は2作品とも設定が異なっている。
すっから母さん
週刊読売(読売新聞社)にて1982年1月から1994年11月まで連載された。
須柄(すっから)てる子とその周りの人たちが織りなす、波乱含みの日常を描いた。
本作をベースとしたコントを軸に据えたバラエティ番組という形で映像化されたことがあるが、主人公のてる子をなぜか西田敏行が怪演した。
女刑事マキ
鼻が大きな敏腕女刑事兼主婦の田中マキの活躍を描いた4コマ漫画。
「すっから母さん」の後を受けてスタートしたが、掲載誌のリニューアルのあおりを喰らい2000年4月を持って終了に追い込まれた。
おたかぜくん
これまた内容的には「かりあげクン」と大差ない。
実は「フリテンくん」同様名称を麻雀用語から拝借している。
余談ながら、テレビ東京系列局他で放送された「すっから母さん」以外の実写ドラマはいずれもフジテレビ系列局(ただし西日本の一部系列局除く)にて放送されている。
関連タグ
海賊版 正式に海賊版と名乗るものが出版されている。
ファントムキングダム ゲストイラストレーターとして参加