曖昧さ回避
ソハヤノツルギとは
- 平安時代の刀工・大原安綱により作られたとされる大刀 → 騒速
- 作者不明の御剣 → 楚葉矢の御剣
- 坂上田村麻呂伝説に登場する聖剣。ソハヤの剣、ソハヤ丸など名称は様々。
- 平安時代の刀工・三池典太光世により作られたとされる日本刀 → 妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリ
- 4の妙純傳持ソハヤノツルキウツスナリをモチーフに擬人化した、ブラウザゲーム『刀剣乱舞-ONLINE-』に登場する刀剣男士 → ソハヤノツルキ(刀剣乱舞)
ここでは3.について述べる。
概要
坂上田村麻呂をモデルとした『すすか』『鈴鹿』『鈴鹿草子(田村草子とも)』『田村三代記』など坂上田村麻呂伝説に登場する聖剣。角突弓や神通の鏑矢とともに物語中で数々の怪異、鬼神退治に使用される。
「そばやの剱」「草早丸」「素早の剣」「素早丸」「神通剣」など、写本ごとに表記揺れが見られる。
物語に登場する架空の刀剣ではあるが、ソハヤノツルギの逸話を仮託された大刀に騒速がある。
兵庫県・播州清水寺の寺伝では「蝦夷(エミシ)征討に遠征する際、必勝祈願として坂上田村麻呂が騒速と呼ばれる一口の大刀と、その副剣とされる二口の大刀の合わせて三口を奉納した」と伝えられ、『播磨鑑』「御嶽山清水寺の条」でも「鈴鹿山鬼神退治の太刀一振田村将軍奉納本堂」とあることから、古くからソハヤノツルギの逸話が仮託されていたものと考えられる。
関連タグ
坂上覇吐:ヌキヌキポン