草津市
くさつし
滋賀県南西部に位置する京阪圏のベットタウンで、決して関東の温泉地ではない。
概要
県庁所在地大津市に続く滋賀県下第2位の人口を抱える都市。1990年代から京都府や大阪府のベットタウン・流通拠点として再開発誘致を進めた結果、2000年代には関西の住みよい街ランキングで隣接する栗東市や守山市と共に上位の常連となった。2010年代となって都市部への人口流出が加速しても流入する子育て世代の数は一定数維持しており、他の滋賀県内の自治体を比べて積極的な施策を行うケースも際立つ。
歴史的にも東海道と中山道が交わる重要宿場町として栄え、現在でも名神高速道路と新名神高速道路の分岐となる草津JCTや東海道本線と草津線の分岐駅となる草津駅があり交通の要所として存在感を見せる。
関東民や東北民からすれば「草津」=「温泉地」のイメージが非常に強いが関西民の間で「草津」と言えば草津市を指すため、別の地方出身者同士で温泉街の話をする際は留意されたい。