概要
『えいがのおそ松さん』のゲストキャラクターで、6つ子達の同級生の1人である。後述の展開により、完全版のパンフレットのみ記載されている人物となっている(先行上映会で配布されたパンフレットや現時点の公式HPでは未掲載)。
冒頭の同窓会で、チョロ松はトト子からこの同級生が出席していない事を知るが......?
※ここから先は劇場版に関する重大なネタバレが含まれております。閲覧の際には充分ご注意下さい。
明かされた真実(ネタバレ注意)
CV.佐藤利奈
何処か天然でマイペースな一面があるものの根は心優しい女の子で、実は卒業式当日から数日前に6つ子達に手紙を宛てた張本人である事が作中で明らかになった。過去のトト子によると、高3の時はおそ松と一松と同じクラスだった模様。
彼女は、高校の頃から彼らに興味や好意を密かに抱いていた。だが元々内気で自ら話す機会が少なかった上、卒業後にはとある事情で遠い所へ行かなければならない事になっていた。
そこで、赤塚区を去る前に今までの感謝や"ある願い"を手紙に綴り松野家の扉の間に挟み、その日が来る事を心から待ち詫びていた。しかし、当時は卒業式後に6つ子達に起きた大喧嘩がきっかけで手紙が失われてしまい、その思いは知られる事が無いまま終わってしまった。
作中で、元の時代に戻るには彼女の手紙が鍵になっている事を確信した大人の6つ子達は、卒業式当日に屋上に集まった高校生の自分達から(多少強引ではあるものの)その手紙を先に回収し、中身を見てみる事を決意するが......?
この先の展開は、是非本編で確認してみよう。
余談
- 今までのゲストキャラクターは名前か苗字のみのパターンが定例となっていたが、フルネームを持つゲストキャラクターは珍しい事例となっている。
- 因みに、本予告でも一瞬だけ彼女が登場しており、更に第3弾のティザーイラストにも上空の何処かに彼女の家が浮かんでいる。
- 完全版のパンフレット内に記載されている藤田陽一監督と松原秀氏のスペシャル対談によると、彼女はお客さんの立ち位置に近く、6つ子達の動機となる女の子として考案し、それを基に浅野直之氏がデザインしたとコメントしている。
- 6つ子達が活躍した過去の思い出の世界は、記憶が曖昧な所では背景が少しずつドットで消えかかっていたり、人物や動物の顔がへのへのもへじになるという特徴を持っていたが、彼女の顔ははっきりと見えていた。