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概要

CV:本田貴子(FA)

初代グリードに仕える合成獣人間の一人。デビルズネスト戦闘員の中では唯一の女性で、金髪を短く刈り込み右腕から首、頬にかけて刺青を彫っているワイルドな風貌。DVD付録の4コマ漫画によれば88・62・87。

元々はドルチェットロアと同じくアメストリス軍所属の兵士だったが、軍により無理矢理の合成獣人間にされる。そのため、関節や骨を無視した柔軟な動きが可能。旧アニメでは毒蛇をナイフで刺し殺した後に「私が食べれば共食いになる」と自嘲するシーンがある。

真の不老不死になることを目論むグリードに命じられてアルフォンスの鎧の中に入り込んで動きを封じ、以降は縛られたアルの中で彼を監視する。

しかし軍がデビルズネストに襲撃をかけたためグリードに伴い逃走、次々に仲間を失う中最後はキング・ブラッドレイに鎧越しに串刺しにされ死亡。彼女の血を血印に浴びたことでアルは真理を見ることとなった。

旧アニメでの設定

CV:笠原留美(旧)

旧アニメではエドとの戦いでグリードが消滅(もちろんリンなど出てこない)しており、裏切ったキンブリーホムンクルスたちへの復讐のためエルリック兄弟と一時期行動を共にしていたので出番が増えている。

リオールでキンブリーを見つけたことで激昂して襲い掛かるもアルに妨害されて水入りとなり、独自で探索を続けていた所でブラッドレイがキンブリーやタッカーと共に進めていた「計画」を知ってしまい、原作通りの末路を辿る。死の寸前にアルにブラッドレイがホムンクルス(ただし原作と違う役職)であることを伝え事切れた。

なお旧アニメでは合成獣人間は老化が遅くなる設定であり、ドルチェットやロアと共に14年前イシュヴァール殲滅戦の先端を切ったとされている(エドにオバサン呼ばわりされた時にはクツを投げつけていた)。軍がデビルズネストを殲滅したのも、彼女たちの口からイシュヴァール殲滅戦の真相が漏れるのを阻止するためとされている。

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