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みなみのうお座の編集履歴

2019-04-11 22:45:03 バージョン

みなみのうお座

みなみのうおざ

88星座の一つ。日本では秋に輝く。

概要

88星座の一つでに観測できる。

投げやりな名前からわかる通り12星座のうお座に対応する星座である。うお座に対して大き目で、一匹しかいない。北半球では常に地面に背を向けている。

みなみのうお座には星座神話もなく(テュポーンから逃げようとしたアプロディーテの変身したはこちらという説もあるが、うお座と被っている)、外見もみずがめ座に踏まれながら甕から流れる水をゴクゴク飲んでいるというさえない外見だが、この星座が知名度が高いのは理由がある。


みなみのうお座は秋空で唯一、一等星を有しているからである。


秋の星座は大き目のものが多い一方で一等星が少なく、どうしてもに比べれば地味である(秋だけ大三角を構成する明るい星がない)。したがって、比較的見つけやすいペガスス座カシオペア座から探していくのが天体観測のコツであるが、その中でこのみなみのうお座は口にα星フォーマルハウトを有する。

そんなわけで、みなみのうお座は近辺の黄道十二星座を見つけるうえで目印として重用されやすい。なぜならやぎ座みずがめ座うお座の周辺には先述したペガススの四辺形以外目立つ星がほぼ無いからである。


なおフォーマルハウト以外はすべて四等星以下であり、都会や住宅地では口しか見えないというのもザラである。

裏を返せばフォーマルハウト以外特に触れることが無いので、星座バトル系の作品でもまずスルーされる。


α星フォーマルハウト

視等級1.16等星。地球からの距離は25光年。

名前の意味は「魚の口」。そのままである。中国では北落師門と呼ばれ、長安の北落門はこの名称に因む。

B星ダゴン(古代パレスチナの伝承及びクトゥルフ神話に登場する魚神)、赤色矮星のC星を伴った連星。

色は白色で表面温度は8300度、周囲には塵円盤を持ち惑星も確認されている。


クトゥルフ神話では火の邪神クトゥグアの故郷とされる。


関連項目

星座

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