概要
などの概ね二つが複乳と呼ばれる。
一般的に複数の乳房と言うと動物を連想しやすいため、
ケモノなどの動物要素絡みのキャラクターなどに描かれることが多く、
複乳という言葉自体もケモノジャンルと関わりの深い単語というイメージが強いが、
ごく稀に人間にも2対以上の乳をもった女性が生まれることがある。
有名な彫刻の『ミロのヴィーナス』もよく見ると大きな乳房の下に小さな乳房とホクロ大の乳首がある。
『エフェソスのアルテミス』という、多数の乳房(乳頭がないので生贄としての牛の睾丸説もあり)を持つ女神像もある。
えーと、通常哺乳類のおっぱいは、a乳頭だけ がb4対できるのがデフォルトで、生む子供の数に応じて減ったり増えたり(ゾウや霊長類は少なく、げっ歯類は多い。「チチネズミ」という24個も乳首のあるネズミがおる)する。乳腺は脇の辺からおっぱいの辺、鼡径部(コマネチ」のギャグで手が移動する辺)を経て太ももの付け根辺りで発生するので、その辺のほくろは実は副乳である可能性がある。
真獣類は偶数個できるが、有袋類は正中にもおっぱいができるので、奇数個になる。オポッサム(は13個)の仲間アカハラジネズミオポッサムは25個のおっぱいを持つ(のでおなかの辺はエフェソスのアルテミスみたいな配列)。
人間は、胎生6週齢(ママンのお腹の中)時(身長っつうか体長1センチ半だ)に、5対できてそれから消える。
Pixivにおける複乳タグ
複数の乳房を持つキャラクターにほぼ必ず付加される。
ケモチンと同様に描く側の趣味に完全依存している上に分類上の2種類が混じっていることと、
複乳を描く人でも強い拘りを持つ人と背景扱い程度な人とではっきり分かれるため、
- ファンタジー性の有無
- 動物的な数
- 正しい位置
- 正乳と副乳
- 個々の情感的形状
などの細かい拘りや互いが求めるものの相違が生じることが度々ある。
関連イラスト
女性キャラに描かれることが圧倒的に多いが、まれに男性やオスのキャラに描かれることもある。