概要
雄のケモノの生殖器の描かれ方は、大雑把には
- 人間のモノに近いもの
- 動物のモノに近いもの
- 想像と思われるもの
の3種類あり、おおむね、後者2つを指してケモチンと呼び慣わされている。
キャラクターが成人であるかどうかは影響しない。
ケモノにファンタジーを求めるかリアルっぽさを取り入れるかの話なのでけっこう悩ましい。
動物の種類によって形が様々であり、どこまで元の動物に似せるかは描き手の好みが大きく現れる。
描く側の趣味に完全依存している上に、上記の分類上の2種類が混じっているので、
「すべすべしたカワイイのを期待してたら動物っぽかった」
「動物っぽいのパラダイスを期待してたら適当な唐辛子だった」
ということが往々にしてある。
四足型のケモノはケモチンで描かれることが多いようである。
なお、人間の男性器に近い形状で描く場合は、区別のためにヒトチンと呼ぶことがある。
pixivにおいて
ケモチンで描かれているケモノキャラの絵に付けられるが、複乳などと違いケモチンが描かれたキャラクターにほぼ必ず付加されるわけではない。
性器の形状の違いというのは好みにも大きく干渉する部分であるため、ケモチンが描かれた絵が見たい人、もしくはそうでない人の検索避け用タグとしてもケモチンというタグを付けることが推奨される。
また描かれる対象は必ずしもケモノキャラに限られるわけではなく、ケモノ以外の人外キャラ(主にカービィなど)などにケモチンが描かれることや、
人間キャラ(通常の男性からふたなりを含む)にケモチンが描かれているものも稀にあり、そういった絵にケモチンタグが付けられていることもある。
こういった場合もフェティシズムの強い特殊嗜好の絵になるため、検索避け用などに当タグを付けることが望ましい。
利点
ケモチンなど動物の生殖器を元にした性器の利点として、
「日本の法律上、猥褻物の嫌疑がかかるのは人間の生殖器のみであり、動物の生殖器は猥褻物には当たりえない」
という点がある。
事実、日本国内で合法的に販売されている三次元の獣姦モノAVでも犬や馬などの動物のペニスにはモザイクが一切かけられていない。
そのため、形状が動物・想像系のケモチンの場合は事実上修正は必要ないといえる。(この点は触手などと同じ扱い)
印刷物の媒体でも動物の性器を元にしている描写の場合は修正がかけられていないものも多い。
Pixivにおいては「モザイクなしだからといって即削除することはないが、R-18ランキングからはとりあえず除外」という扱いを受けるようだ。モザイクかけると載る模様。
