概要
英語のスラングで、擬人化、獣人化、または獣人そのものを指す。
説明
anthropomorphは「擬人化」の意味にあたるが、「擬人化」は、厳密にはanthropomorphization、またはanthropomorphism(こちらは擬人法の意味もある)だが、長いので略されている。(ちなみに、人外キャラクターを人間らしい姿にする意味での擬人化は英語ではhumanizationにあたる)
「擬人化」の「化」を略した感じであり、字義通りには「人(anthrop-{o-})の形(morph)」、つまり「人型」と解されるので、必ずしも人間らしい姿のみを指さず、furry(ケモノ)ジャンルで獣人化の意味で使われることが多い。
無生物を対象として、人型の人外・非人間として表現した場合(人外化)にも用いるので、人間以外のものを人型で表現したもの、という大づかみな意味で用いられていると言える。
余談
なお、ケモノ界隈ではしばしば「文化人類学」という言葉が使われている場合があるが、これは海外絵師が、このanthroという語が含まれた一文を和訳しようとして自動翻訳にかけたら、anthroが「文化人類学」と誤訳されるのが原因である(これは英語では文化人類学を“anthropology”と言うためである)。
例えば、海外のユーザーからあなた宛てにメッセージが届いて「あなた文化人類学に熊を描いて~(ry」(ええっ???)と書いてあっても驚かないでほしい。これはあなたに熊の獣人を描いてほしいというリクエストを求めるメッセージであるのだ。